緊急事態宣言下のダイエット日記/④停滞期はシカトで乗り越えろ

 4日連続で体重64.5kgだ。昨日サウナに行ったのに。ジョギング公園4周×2もしたのに。これが停滞期というやつなのか。停滞期について調べてみた。

体にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっており、およそ1カ月間に体重の5%以上が減ると「餓死状態かもしれない」と判断し、それ以上体重を減らさないように危機管理を行う。参考記事→ダイエットの停滞期あれこれ】なぜ起きるの!? いつまで続くの!? みんなはどう乗り越えた!?(Oggi.jp)

 なるへそ。ダイエット開始時の体重は68.0kgで、これまで減った体重が3.5kg。元の体重の5.14%だ。

 で、ダイエット指南サイトを漁ったところ停滞期の抜け出し方は総じてこんな感じだった。

○「チートデイ」を取り入れる。ホメオスタシス機能を防ぐために1日だけ好きなものを食べて、体をごまかす。
基礎代謝を高めるため、筋トレをする。すでにやっている場合はトレーニングのメニューをアレンジして負荷をかける場所を変える。
○食事メニューを見直す。飲酒を控える、野菜(食物繊維)を多く摂る、などなど

 逆にどのサイトでも停滞期にやってはいけないことの筆頭に挙げているのが、「食事の量をさらに減らす」「続けてきた運動を止める」だった。

 

 以上得た知識を踏まえて出した結論は、停滞期などシカトする、である。64.5kgから動かない体重から目を逸らし、さらに-10kgサバを読んで54.5kgだと自分に信じ込ませる。停滞している64.5kgは腹が立つが、54.5kgは自分の体を褒めてやりたくなる。勝手に「餓死状態かもしれない」と勘違いしているバカに対抗するにはそれ以上のバカになるにしかない。自己暗示を徹底させるため、しばらく毎日体重を計らないブラインド・ダイエットを試みようとも思ったが、このダイエット日記は記録の部分が大きいのでシカトで止めておく。

 具体的には、食事制限をさらに進める。起床後の朝飯をしっかり食べ、以降は飴やチョコ、スープでまぎらわす。

 ただ、食事メニューの見直しはするべきかもしれない。ここ数日同じようなメニューを食べてきたのでさすがに飽きてきた。やや便秘気味でもあるし、これからは牛乳や繊維質が多く含まれている野菜などを摂っていこう。

 食事の代わりの楽しみとしては、最近立て続けに買った小嶺麗奈の写真集2冊と雑誌切り抜きを眺めて過ごす。

 それでも空腹が耐えられないときは、50歳にして今なお現役ボクサーとしてトレーニングと節制を続けている辰吉丈一郎の言葉を思い出す。

「減量すればいつでもバンタム(53.5kg)で戦えるように節制はしている。飯は1回、晩に食べるだけ。常に腹は減っています」引用→Number Web「今もリングを目指す辰吉丈一郎。あしたのジョーは、もういない。」

 そう、常に腹は減っているのである。