12/16発売「季刊レポ第18号」に“ババヘラアイス”の原稿書きました
12月16日発売「季刊レポ」第18号に「キミは知っているかい
ババヘラアイスを」というタイトルのルポを書きました。
あきたこまち、きりたんぽ、比内地鶏、稲庭うどんに並ぶ秋田のソウルフード“ババヘラアイス”。「その中には秋田美人も含まれるのでは」との意見もあるかもしれないが、ぼくは未だに食べたことないので、割愛。
車がびゅんびゅん通る公道の脇でビーチパラソルの下、ババアが金属製のヘラで盛ってつくるババヘラアイスは、秋田県民にとっては子どもの頃から馴染みの冷菓で、夏の海沿いの国道や運動会といったイベントでは必ずと言っていいほど目にする。値段はぼくが子どもの頃は一個150円だったが、最近200円に上がったそうな。それでも安い。
そして、大人になり、仙台や東京に上京した秋田っ子は驚きの事実を目の当たりにするのだ。
「ババヘラって、秋田しか売ってなかったの!?」
それほどまでに秋田県民にとっては日常だったババヘラのビーチパラソル。
ルポは、なぜ他県にはババヘラはないのかをババヘラ最大手の有限会社進藤冷菓の社長インタビューとともに解き明かしたものです。
「季刊レポ」ではモノクロ写真しか掲載されないので、未掲載のもの含めて取材の際撮ったババヘラを総天然色でお楽しみください。
進藤冷菓工場内にあるアイスの撹拌機。黄色とピンクの一色ずつ作って、アイス缶に入れる時に合体
地元・横手市の中心部にある横手城駐車場で発見した進藤冷菓のババヘラ
「レポ」にも掲載された見事な“バラ盛り”のババヘラ。この画像、実は友人がこの夏秋田に旅行したときに撮って送ってくれたもの
「季刊ルポ」は定期購読以外にも、下記リンクの書店でも購入できます。
http://www.repo-zine.com/archives/745
税抜で1000円です。
よろしければ。