7/29(金)「東京都知事候補 後藤輝樹個人演説会」文字起こし(ほぼ完全版)

7月29日(金)13時から新橋・内幸町ホールで開催された「東京都知事候補 後藤輝樹個人演説会」の内容を文字起こししました。

個人演説会は2時間15分間、すべて参加者との質疑応答で行われました。

 

 

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【1】

Q「先日Twitterで『挫折を経験されてその度に這い上がってきた』というツイートを拝見してすごくカッコいいなと思ったんですけど、今回の政見放送みたいに度胸もいるような発言もされてどうやって身につけてきたのか興味があって伺いたいです」

 後藤候補「ありがとうございます。基本的には自分はやりたいと思ったことをやっちゃうタイプなんで、それに対していろいろなハードルとかあると思いますし。なんでもそうだと思うんですけど。たとえば大学受験とかだったら、その大学行きたいと思っても学力足りないとか。それだったら学力足りるように勉強するとか。そういうのとほぼ一緒で自分がやろうと思ったときに『じゃあこうしよう』と思ってそれをやっているだけで、世間とか常識とか考えたときにビクビクしたりドキドキしたりそういうのもあるんですけど、でもやっぱり『やるかやらないか』というけっこう極端な考えがあるので、最終的には自分は生きるか死ぬかとけっこう極端に考えてやるタイプで、それに対して障害があるならどうやって取り除けるかという形でやってはいます」

 

 

【2】 

Q「後藤さんの政見演説を見て、自分は表現としてスゴいおもしろなと思ったんですけど」

後藤候補「ありがとうございます」

Q「後藤さんの人生のなかでギターの弾き語りやってたとか、役者をやってたとかそういうことはあったんでしょうか?」

後藤候補「ギターの弾き語りとか役者はしたことはほぼしたたことはないんですけど、基本的に僕は子どもの頃『芸人になりたい』みたいな。結局はやめたんですけども、それでそういう素地とかはあったんだとは思います」

 

 

【3】

Q「私は去年まで九段下に住んでまして、後藤先生のことは区議会の頃から存じております」

後藤「ありがとうございます」

Q「先生が政見放送で…」

後藤「『先生』はちょっと。先生じゃないです(会場笑)」

Q「舛添前知事の辞任で今回の選挙が行われているわけですが、辞任するときに世論がそれこそマスコミから市井の人々までイジメのように叩いて結局最終的にこういった選挙になったわけですが、それを後藤さんが『あれはイジメだ、おかしいだろ』と政見放送でおっしゃいまして。私その意見にすごく共感しております。舛添前知事が辞められた時のマスコミや市井の人の態度というのは後藤さんの目にどういう風に映ったのかお聞かせいただきたいと思います」

後藤「ありがとうございます。僕は基本的には舛添さんとは考えが、考え方と言うか、僕は舛添さんのことあんまり知らないんですけど、韓国学校を誘致とかたぶん思想とか政策面では隔たりがあると思うんで、別に舛添さんを擁護するとかもないんですけれども。だから多少『ざまぁみろ』というところもありますし、世間が叩かなければ僕も叩いたかと思うんですけど。叩くならもっと韓国学校とかで叩くべくですし、もっと前から叩かなければいけないのに、なんか世間の空気を感じてみんなが一斉に叩き始めて、しかも叩いたことが結局刑事罰にもなっていないようなお金の細かい使い方で。もちろん、ファーストクラスだとか自分のお金じゃないからあんな高額に使って自分のことに関してはみみっちぃというかセコく使っているのは本当に腹正しいというか、そういう気持ちはあるんですけども。それを皆さんも感じて叩かれたと思うんですが。それに対して最初は擁護する人たちもいたとは思うんですけど、最終的にみんな擁護しなくなって叩いたほうの流れに乗れみたいな形になってそれはちょっとどうなのかなと思いまして。

結局自民党公明党で支持していて、最終的に参議院選挙があったから舛添さんはクビにさせられたというか。たぶん、参議院選挙がなかったらのらりくらりで舛添さんは続いていたと思うんです。でも世論を見ていて、あのまま放置してたら自民党与党が負けてしまうから、叩いたと。それに対して、ちょっとコメンテーターとかテレビでも『あれはどうなんだ』というそういう声がなかったので。

僕は結構みんなが右行くなら左行くとか、左行くなら右行くというタイプでちょっとひねくれているところがあるんですけど。そういう感じなので、政権放送で『あれはやりすぎなんじゃないのかな』と僕はちょっと言いたかったというのがありまして言ったというか。

正直、誰かしら仕事をしていて役得というかそれをやってて得をしていることがあったりとか、ちょっとズルをしちゃったりとか、自分に甘いことって誰だってあると思うんですね。僕もあるでしょうし。僕は政治家になるという気持ちがあるので普通の人より厳しいところがあるかもしれないですけど。でも、やっぱ普通の人だったら自分に甘かったり多少ズルかったり、やましいこととかあったり。今やらなかったとしても過去にそういうことをした経験をしたことがあると思うんです。人間なので。なのに自分たちはそういうことをまったくしない、政治家の人たちはズルいとか得をしているとか、舛添さんとかあんなのはヒドいみたいだけ言っているのは僕はちょっとおかしいなと思って。だからといって別にいいとは思わないです。

だから舛添さんを叩くのはいいと思うんですけど、ある程度叩いて舛添さんが反省しなかったら『クビにしろ』とか言ってもいいと思うんですが、一応反省してタダ働きまでしますとまで言っているので、そういう点で僕は舛添さんを様子見て、また調子のったら叩けばいいと思いますし、そこら辺は反省している人間に対して叩いても追い込みすぎるのはよくないと思ってましたし。

やっぱ都知事選やるのも50億ですし。今回舛添さんよりもすごくいい候補が出るんだったらいいですけど、こんな急に辞めさせられて、みんな都知事選を目指していたひとは、僕もそうですけど、一年半後の都知事選を目指してたわけです。僕も一年半後に出るつもりだったんですけど、僕はけっこう神経質だから準備するタイプなんで、一応準備してたので『ポコチンの時間』もできましたし。本当はもう一個ネタを考えてたんです。でもそれを急遽つぶして舛添さんのこととか東京オリンピック、築地もそうですけど、そういうことをぶち込んだわけで。だから本来東京都のことを本当に考えるのであれば、舛添は今回だけやらせて次の一年半後の都知事選に向けて人選を考えるべきであって、その間もし舛添さんがすごくよくなったら舛添さんでもいいですし、あそこで辞めさせてしまうと準備期間が短すぎて何もできないですよ。

僕だってこの前までアルバイトしてて、『あ、舛添辞めそうだな』と思って急遽辞めて都知事選に出たわけで。普通の人だったらアルバイトかじゃなくて、例えば芸能人のかただったら舞台とかあったり仕事とか契約とかあったり、サラリーマンのかただったら都知事選に向けてここまでやってこの時辞めようと計画してやってると思うんです。そういうのを考えずに、とりあえず参議院選挙あるから辞めさせたとしか僕は思えないというのはありますね。最後に舛添さんが自分で辞めたというのは僕は舛添さんが大人だったのかなとは思いますけど」

 

 

【4】

Q「二十歳前後で政治家を目指されたと話されてたんですけど、それまで芸人とかなりたいと思っていたのに何がきっかけで政治を目指すようになったのかすごい気になります」

後藤候補「元々僕が世の中おかしいなと思うようになったのが在日アメリカ軍人が僕と同い年の小学生か中学生の少女をレイプしてそれが日本の法律で裁けないというのがあって『なんだこれは』と思ったのがひとつのきっかけです。でも戦後の民主主義教育で個人の自由とか自分の楽しみを享受しようみたいという教育を受けてきたなかで、僕も青春を謳歌したいとか自分の夢とか、サッカー選手になりたいとかもあったんです。ビジュアル系音楽が好きだから、バンドとかミュージシャンになろうとは思わなかったんですけど、自分は自分のやりたいことがあったので結局芸人になりたいというのがあって。

芸人を目指そうとして一応努力はしてたんですけど、結局芸人目指すといっても、僕はとんねるずさん、ダウンタウンさん世代の人間で、やるんであれば雛壇芸人とかじゃなくてMCでコンビ組んでゴールデンで活躍できる芸人さんになりたいと思ってたんですね。でもやっぱり層が厚いんですね。ビッグ3とかもいますし。その下にとんねるずさん、ダウンタウンさん世代がいて、その下にもいるっていう。層が厚くて『これは無理だな』と思いましたし、やっぱりそういうポジションを狙うんだったらいい相方がいないと絶対無理だと僕は思ってて。いい相方がいれば目指してたというのはあるんですけど、相方もいなくてというのがあって。売れている芸人さんというのは結局高校で知り合ったとか中学で知り合ったとかそういうのが多いんです。自分は高校までの段階でそういうひとがいなくて、『あ、ちょっとヤバいな』と思って、そういう芸人の学校とかも行ったんですけど。

そういうときに『やっぱこれは難しいな』『どうしようかな』と思ったときに、僕は逆に東大行っている芸人っておもしろいかなと思って。今でこそ東大行っている芸人とかいますけど、僕が18歳の頃は15年前はそんな東大行っている芸人とかいなかったのでおもしろいかなと思って、東大に行くために勉強をしようと思い立ったんです。僕は小学生くらいはスゴく成績が良かったんですけど、お笑い芸人を目指すようになってから成績が悪くなっていって、勉強自体は好きだったんですが、だから自分の中で『やればできるコ』というのがあって。勉強すれば東大も行けるだろうというのがあって勉強し始めたんですけど、結局『これは難しいな』と。センターで8割9割取れるレベルまでにはいったんですけど、『やっぱり東大って難しいな』ってなって結局はやめたんですけど。

その東大の勉強をしようというなかで改めて日本の歴史とかも勉強するようになって。あれ、やっぱりおかしいなというがあって。元々僕は子どもの頃、社会科の歴史の勉強のなかで『日本ってアメリカの連合国とこんな小ちゃい国なのに戦ってスゴいな』って単純に子ども心にわくわくしてたんですよ。戦争の善悪は別としておいて。日本ってスゴい国だったんだなって直感で僕は感じて。でも『日本悪いよね』とか戦後こうなってるとか、アメリカ軍がいるとかそういうのもあったなかで歴史の勉強を改めてしたときにやっぱ日本っておかしいなと。ちょうどその頃すでに小林よりのりさんの『戦争論』とかも出てて、『戦争論』とか読んでも『あ、今の日本ってこのままじゃおかしいな』というもありましたし。

そうなったときに東大出身の芸人よりも東大出の政治家みたいなのもいいかなのもあって。元々、芸人→東大→なんかちょっと世に出て政治家めざすっていうふわっーとした感じで思ってて、それいいじゃんって形で思ってたんですよ。で、東大勉強してたら『やっぱこれ難しい、どうしよう』みたいなのがあって。

で、松下政経塾というのがあって、そこに入塾するとお金をもらえて政治家になれるための教育を受けられるみたいなのがあるんです。それ出身の政治家のかたもたくさんいて、そこ行こうと思って。東大勉強しつつ。しかもその期間中僕、自衛隊にも行っているんですよ。いざ有事があった時に国のためになれることはないかというその教育を受けるために自衛隊に入ってみたい、と。先ほども喋ったんですけど、僕はやりたいと思ったらやっちゃうタイプなんで。で、自衛隊入ってみて。まあ10ヶ月で辞めたんですけど。一通り学んだと思って。10ヶ月で辞めて自衛隊入ったって言うのもおこがましいんですけれども。教育期間中、自衛隊とかにも行ってて、それで結局いろいろ行ってて『じゃあどうするか』ってなったときに、その松下政経塾も2、3回論文みたいのも書いたんですけど、僕が激しいことを書いたのかもしれないですけど、第一の論文で落とされた状態で。

どうしよう、東大もアレだしな、自衛隊もアレだしな、松下政経塾もダメだなと思って。その頃少しずつネットのADSLとか光ファイバーとか普及し始めてて。うち、パソコン入ったのはスゴい遅いほうだったんですけど、パソコンでいろいろ調べたりとかやってたらなんか政治家なるというのは別に学歴とか関係ないし、どこか政党の支援がないと立候補できないとかじゃなくて単純にお金払えば、供託金を払えば立候補できるんだと思って。供託金って東京都知事選挙300万は高いですけど、調べると千代田区区議会議員、東京の区議会議員だと30万で出れる。都知事選の1/10で出れるんです。30万だったら何とかいけそうだなと思いましたし、町会議員とかだったら無料で出れるんです。供託金なしでも。あ、なんだ、そんなんでいいのかと思って、じゃあ自分で政治家を目指そうという風になっていって。

お金(というハードル)以外には自分には政党もないし学歴もないし、結構非常識な人間なので政党の公募は受からないし、逆に俺が迷惑かけてもイヤだし、松下政経塾も受からないし、じゃあひとりでやろう。ひとりでやるんだったら俺の武器は何かっていったら、キャラクターもそうですし、まあキャラクターは二の次なんですけど、やっぱり政策で勝負しようと。自分はこれはおかしいと思ったこととかこれは考えなきゃいけないと思ったことを自分のホームページに載せて。あれも二十歳くらいからずっとメモしたり溜めてたものをひとつひとつ書いて。めちゃくちゃたくさん書いてあって、自分の思想や考え方とかも。

めちゃくちゃしんどい時とかもあったりするんですよ。『自分ひとりで何やってるんだろう』って。僕結構サプライズが好きなんで、ひとに言わないんですよ。いま何をやってるとか。仮に何をやってるとか言ったとしても、すぐ「やめたほうがいいよ」と。俺が何かいうと絶対「やめたほうがいい」とか怒られたりするんで。僕は何もいわないです。だからNHKにも何も言わないで、いきなりやっちゃうんです。これは法律大丈夫だろうとかいろいろ考えた上でやるんですけど。何も言わないから、友達とか家族は『あいつはなんなんだ』『あいつはいま何をやってるんだ』みたいな感じで、僕はへらへら『へへへ~』みたいな感じでやってて。結局選挙出てみんな『え、こういうことだったの?』という感じなんですけど。

そういうなかで自分はなんで芸人を目指しておきながら政治家になったかというと、本当に自分でもなんでなのか分からないんですけど、日本のことを考えていたらやっぱりやらなきゃいけないって部分があって、でもやらなきゃいけないってことを誰かいまの政治家がやっているのか、問題に深く切り込んでいるのかと考えると、そういうひともいないですし。

結構年配のかたとか、15年前の話ですけど、ぼくがもっと子どもの頃の話ですけど、(年配の政治家しか)いなかったですし。そのとき小泉さんがいたんですけど。小泉さんはひとつの政策で郵政民営化どーんみたいな感じだったんですが、僕は原発をどうするとか在日特権をどうするとかひとつを言うんじゃなくて、日本全体のことを考えてやりたいというのがあるので。ひとつのことでこうということじゃないので。

だから今回の都知事選でも(他の候補を見ていると)『私はこれがやりたい』とか『NHKぶっ壊せ』とかありますけど、NHKぶっ壊せって言うと、他にいろいろいいこと考えてたとしても「あのひと、NHKぶっ壊せっていうひと」ってなっちゃうと思うんですね。そんなこと言ったら(自分は)『あのひとポコチンの時間やったひと』ってなっちゃうんですけど。だから僕はひとつの政策を『こうだ』っていうのはあんまり言いたくないんですけど、その代わりホームページで見たければいろんなこと書いているんで見ていただけれたらなと。でもそういうのって皆さんやっぱり見ないのかなってあるんですが、でもこういう機会で疑問があったら話すっていうスタイルをとっているんで聞いていただけたらと思います。

だから、なんで政治家になったとかというと、おかしいなとかやりたいと思ったことに対して純粋にすぐやろうというタイプなんで。僕企業とかにも『こうこうこうだったから改善してください』って本社に言うタイプなんですね。その場で言ってもバイトのひととか『あ、分かりました』と言ってそのままふわーってなることが多いかもしれないですので、そうじゃなくてシステムとしておかしいので「こういう風にしてください」と本社に言うタイプなので。だから国に対しておかしいと思うことがあるから政治家になろうというのがあるんで。だから結構細かい性格なのでおかしいと思うことに対してなにかやろうと思ったら、政治家になるしかないから政治家になろうという感じだったんですけど」

 

 

 【5】

Q「質問は2つあるんですけど、まずひとつは今回のポコチンの政見放送で訴えたかったことというのは、僕の解釈ではもしかして表現の自由とかだったりとか公共性に関連があるのでは思っているのですが、政見放送のなかでそれに多く時間を割いたのはなんでですか? 後藤さんが年月をかけてたくさん考えてらっしゃるせっかくの政策というのが、ポコチンのその表現の自由で戦うことによってほとんどのひとに届かないんじゃないかというのがあって。ひとつの政策の中でポコチン、まあポコチンというのはアレなんですけども…。表現の自由というのと、政策で東京を変えたい、正していきたいというのとふたつが戦っててどっちとも負けちゃってるのかなと印象を受けているんですけど、その辺はどういう風に区切りをつけているのかなと」

後藤候補「ひとつがポコチンと政策の話ですよね。政策をちゃんと考えているのに、なんでそこまでしてポコチンをやるのかっていう話ですよね?

それはよく訊かれて申し訳ないなとは思うんですけど。結構僕、『Hunter×Hunter』って漫画ご存知ですか?(が好きで)。『Hunter×Hunter』のゴンがグリードアイランドでしたっけ、そこで最後のボスと三人組で戦うんですけど。キルアとビスケットと三人で『こういう風にやりなさいよ』と言ったのに、ゴンは自分の思いついた発想で勝負してその結果腕が吹っ飛ばされちゃう。なんでやったかというと『思いついたからやっちゃった』って。『えーっ』と俺は思って。少年漫画で『思いついちゃったからやっちゃった』って言って腕が吹き飛ぶってすげぇ漫画だなって思って。そういう感じなんですね。ひらめきとか直感とか思いついたからやっちゃうって、いいなと思って。それが例えばひとを殺すとかそういうのはアレですけど、テレビでちんこ、まんこ言ったくらい別にいいだろうというのがあって。発想はまずそこなんですよ。

で、僕が子どもの頃というのは『バカ殿』とかでもおっぱいポロリとか普通にゴールデンタイムであって子ども心にも『何これ、大丈夫なの』って感じだったんですけど、それもハラハラドキドキ感みたいなのがあって。今じゃあそういうのもないですし、最近では自主規制以外にコンプラがどうたらこうたらとかみたいなのがあったりとか、スポンサーがクレーム言ってテレビが自粛、みたいなどんどん悪循環になってテレビが狭まっている気がして。

僕はむちゃくちゃやってた時代、『お笑いウルトラクイズ』でバスに芸人さんが乗って海に沈めるみたいなそういうのとかあって、それがちょっと続いてきてとんねるずさん、ダウンタウンさん世代が来るんです。僕はテレビで過激なことをやってきた人たちを見た最後の世代の人間なんですよ。そういうのを経験してて、テレビとかがつまらないと言ったら失礼ですけど、昔より窮屈な存在になってて。元々ちんことかまんことか言ったりしたら『ちょっとなんだろねぇ』みたいなのがあって。

でも日本の神社とかって男性器や女性器を祀っている神社もありますし、そもそも日本では昔から男性器や女性器は大切なものとして扱われてきたのに、今や隠すもの、隠さなければいけないものっていう、別に僕は露出したいわけではないですよ、露出したいわけではないですけど、余りにもそういうのが強すぎて『なんでかな』って思ってて、それに対してできたらなととは。でも、普通の芸人さんとかタレントさんってそういうのはできないですよ。仕事がありますし、スポンサーさんとの兼ね合いもありますし。そういういうことやったらクビになっちゃたりとか人生終わっちゃったりするので。

誰かやる奴いないか、って言ったら俺ぐらいしかいないですよ。政治家で政見放送でそういうことやるなんていうのは。普通の感覚では頭いかれてますよ。だからゴンはスゴいなと思って。触発ではないですけど、普通の発想ではやらないですよ、ポコチンは。俺ぐらいしかいないんだったらやろうかなって思って。もちろん、男性器や女性器の名称を言わない社会はどうかと思いますってそういう切り口でやるひとならいるかもしれないですけど。

(選挙って)本当インパクトが必要ですし。僕はテレビで地上波で最初に『後藤輝樹、ポコチン.com』って叫んでやろうと思ったところから(あの政見放送は)進んでいる。じゃあどうしたらいいか、ラジオ番組風にしようと考えて、いろいろ考えていったのがアレで。だからいろんなのが詰まっているヤツなんで結果ああいう形にはなったんですけど。

でもそういうことをしたがために僕がいい政策を言っていたとしてもポコチンが先に耳に入ってしまって『そんなこと言うひとは最初からもうダメ』というひともいるかと思うんですけど、たしかにそれは諸刃の剣で危険なんですが、僕はちんぽことかまんことか言ったからどうというレベルのことじゃないことをやろうしていますし。世の中、国を変えるというのは例えば軍隊持つとか核武装をするとか、ちんことかまんこよりもスゴく話さなければいけないことなのに皆さん話さない。話さなければいけない、議論しなければいけないことっていうのは世の中あると思うんですよ日本の中で。原発もそうですし民族問題もそうですし。それを真剣に話さなければいけないっていうスゴい問題があるのに、たかだかちんことかまんことかで自分がビビっているようじゃ自分が先に進めない、ちんことかまんことかで引いちゃうようなレベルの相手に対して考えてもしようがないというのが最終的には僕の決断であったかもしれないですし、そこで僕が引っ込んでしまったらこの先壁があっても回り道したり逃げっちゃったりすると思うんで。壁があるなら突っ込んでいくという形で。それでも俺は成立させる自信がどっかであるがためにそういうことをやっても『実はちゃんとしたひと』とか『実はちゃんと政策を考えているひと』っていうのは後々分かってもらえればいいので。だから最初に言った『男性器とか女性器も忌み嫌わず大切にするんですよ』という形で言うんじゃなくてああいうインパクトのある方法でやったほうが世の中もひとも興味を持つし、その結果自分が社会的に抹殺されようとしても自分は命懸けで人生賭けてやっているので、それは仕方ないのかなと思っています」

 

 

【6】

Q「もうひとつは政策面についてお訊かせいただきたいんですけど。道州制を政策の中で訴えると思うんですけど。道州制っていうのと愛国だったりとかナショナリズムを煽る政策がいくつかあると思うんですけど。例えば、その道州制の中で地方分権でも国に媚びる地方分権はダメだという内容が書いてあったと思うんですけど」

後藤候補「書いてありましたっけ、そんなの?」

Q「地方分権のなかにひとつ書いてあったと思うんですけども。そのなかで日本という国にナショナリズムを集めるのに対して、地方でナショナリズムを形成してそのなかでそれぞれ発展をしてもらおうということが後藤さんの政策のなかで対立しているのかなと僕は思っているんですけど、その辺はどちらに向かうのかなと」

後藤候補「基本的に僕がホームページとかに書いていることは、例えば原発に関しても賛成な面もあるし反対なことも書いているかもしれないですし。同じことでもきっちりあっちです、こっちですって言えないこともあると思うんです。こういう考え方の自分もいるし、違う考え方の自分もいるということもあると思うんです。僕が掲げている政策のなかには。

その道州制とか愛国心とか地方分権に関しては、あのホームページは何年も前から書いていることなので何が書いているのかもいまは分からないですけど、いまの感じでいえば、基本的に僕は地方分権に関してあんまり賛成ではないです。地方分権地方主権には賛成ではないですけど、地方活性化には賛成という考え方です。

というのは、地方分権とか地方主権になってしまうと、愛国心とは反対の考え方にいってしまうと思うので。愛国心を持ちつつ各地、地方地方で活性化するのがいいかと思っていて、例えば地方分権で沖縄が独立とか北海道が独立とかなったら嫌だなとは思うんですけど。今回の選挙広報で『日本への愛国心を持ちつつ八つくらいの国にして日本連合をつくる』みたいなことを書いてますけど、愛国心をそれぞれの日本人が持った上で、それぞれの地域で東京だったり大阪だったり名古屋だったり、どこでもいいですけど、が『大阪には負けないぞ』『名古屋には負けないぞ』みたいな形で切磋琢磨して、『俺たちは天皇陛下を戴く日本人だよね』という形で努力するのが僕の理想なんですけど。『天皇陛下とか関係ない』とか『愛国心とか関係ない』とか『自分たちの地域、自分たちが良ければいい、勝手にやろうよ』みたいな形では地方主権にも分権にも反対です。その辺の細かい議論も政治家はしてないですし、地方分権がいいとか地方活性化がいいとか軽率に言ってますけど、じゃあどういう形での地方活性化なのか地方主権なのか地方分権なのかというのを知らないと軽率には言えないかなと僕は思っています。

だから僕の理想としては、重複になるかもしれないですけど、たぶんすぐにはできないので将来的に日本人がちゃんと国を思う気持ちを大事にして愛国心を持って、日本人頑張っていこうねって。

地方主権というよりも各自でみんな頑張ってお互い資本主義というか努力して頑張っていこうねっていう、そういう風な国民が育たない状態でいたずらに道州制とか地方分権とか主権は反対で。日本人が健全なナショナリズムというか、排他的ではなくて。僕はナショナリズムは自分の国を好きということだと思ってますんで、どこかの国とか民族を否定しなくていいことだと思っているので。自分たちの国が好き、自分たちの国に対して何かやってくる輩がいるだったら排除しますけど。そういう気持ちを日本人みんな思ってもらえれば各自で頑張っていこうね、大きくなっていこうねっていう考え方なんで。すいません、答えになっているかわからないんですけど、大丈夫ですかね?」

 

 

【7】

Q「大丈夫です。最後にお訊きしたいんですけど、例えばいまの政策だったりとかご自身の理想があるなかでちんぽこについて言ったと、それに対して社会に消費されている感覚がもしあるならお訊きしたいんですけども。

こうした理想があるのとは反対に、例えばいま集まっている30数名がホームページを見て質問に来ましたと。これまでたぶん6回選挙に出られてて、ポスターも毎回おもしろいつくりになっていると思うんですけど、例えば『政策がまだ決まっていないんですけど』とか、自分のなかでまだ確立していないというのものが世間に露呈されたときに世間のひとの印象、これは本当に根拠のあることではないのですが『このひと全然ちゃんとしていないよね』だったりとか、『選挙で全裸のポスターはないよね』といった一般的な反応と、たしかに資本主義が進んだつまらない毎日だったところでもっと国をおもしろくしていこうという発想はとてもおもしろいなと思ったりとか、昨日か一昨日ツイートしていた『大人になってもバカなことをしていくのが大切だ』という考えにはすごく賛成ではあるんですが」

後藤候補「そんなの書きましたっけ、俺?」

Q「たぶん昨日ぐらいにそのようなツイートを拝見したんですけど。社会に消費されている感覚だったりとか、毎回供託金を何十万か払っていって、個人演説会で何十名とかツイッターとかを見てくれているひとには届くと思うんですけど、それが現実路線で本当に実現できるのかというのがご自身のやっていることと理想の中でかみ合っているのかなとものすごく疑問です。だからこれまで積み重ねてきた政策に関しても、たとえば東京都だけに関してもお台場の問題だったりとか、あと東京メトロ都営地下鉄を二重で払うのは嫌だよね、などの疑問をこのまま果たして消費されていくだけなのかというのがものスゴい疑問でその辺はどのようにお考えなのかなと」

後藤候補『基本的にはピカソですよね、ピカソ。だから死んだ後でも評価されればいいと思っているので。僕は選挙公報も見ない奴は俺シカトしてますんで、基本的に。やっぱり政治家を選ぶ際に重要なのは選挙公報だと思うんですよ。それ見て、このひとどういう考えなのかなと。

僕は結構政策載せてますけど、福祉がどうだとか教育がどうだとか当たり前のことしか書かないひとが多いので、そんなんじゃどうやって選んでいいのかわからないので。イラストがあるからこのひとにしようとか、字が大きいからこのひとにしようとか。俺なんて小ちゃい字だから見ないっていうひとは相手にする必要はないと思っているので。申し訳ないですけど。だからちゃんと政策を見て『こいついいこと言ってるじゃん』っていうひとにまずコア層で興味持っていただければなと思っています。

自分が実際にやってみて、自分が政治家になれないとか、票が入らないとかそういうのは僕まったく考えてなくて。それは票が入ったほうがいいですし、当選したほうがいいですけど、最終的には誰かが僕の政策をパクっていいとこ取りしたっていいと思いますし。本当に考えている奴っていうのは見てると思うんです。『こいつこんなこと考えているんだ、へえ』みたいな。見てない奴は逆におかしいと思っている。『こいつこんなこと考えているんだ』と見て、そのひとの政策に生かされればいいと思っているんで、その結果日本に波及していけばいいし。

僕はポコチンの時間だとか全裸の写真を撮って自分はダメージを受けますけど、その結果政治に興味を持ってもらったり、『こんな奴が政治家になっちゃダメだ』と自分が志してもらっても構わないですし。なんか興味を持っていただければ自分はそれでいいと思います。自分は本当に命賭けてやってますし、自分は仮に捨て石になったとしても誰かの何かのきっかけになればいいと思っているので、そこまでして肚をくくらないと進めないというか。

だから日々毎日、『今日も(個人演説会)大変だなあ』とか昨日も収録の前は緊張しましたし、でも自分を誤魔化したくないですし、自分はやりたいことをやりたいタイプですし、そこから逃げたら俺はたぶん自分のことを一生後悔しちゃうし、許せない形になってしまいますので。

だから不細工だとしても喋りとかどもってたり変だったりしても自分のやりたいことをやるのが前提なので、その結果どうなろうがっていうのは関係ないというか構わないので。今回来ていただいたことで日本が良くなればいいなと思ってやっています。だから自分がどうだとか実現するかは分からないですけど、こういうこと言ってるな、そういう発想もあるんだなというのが誰かに届けばいいなと思っています」

 

 

【8】

Q「他の候補についてお伺いしたいんですけど、武井直子さんについてどうお考えですか」

後藤候補「ぼくあんまり見てないんですけど。ちょっとご年配のかたですよね?」

Q「結構ご年配のかたで真反対の考え方のかたですよね」

後藤候補「そうですよね。あんまり詳しくはないですけど、いろんな思想とか意見があって自由だとは思いますので。すいません、なんか気の利いたコメントできなくて申し訳ないのですけど。ちょっと弱々しい感じのふわーっと見ただけなんですけど、自分が注目してなかったので。ああ、こんなひともいるんだくらいにしか見てなかったです」

 

 

【9】

Q「もうひとつあるんですけど、政策に『大麻合法化して日本の国草「大麻」のイメージを回復して大麻産業を復活させます』というのと、『覚せい剤のおとり捜査を認めます』って書いてあるんですけど、大麻覚せい剤はどういう風に違んですか?」

後藤候補「これはぼくも詳しい人間じゃないんで分からないんですけど、ぼくは結構ナチュラリストなので化学物質は嫌いなんですよ。化学物質は嫌いなんで覚せい剤は化学物質ですし、中毒性とかも、まぁ大麻もあるかは分からないですけど、覚せい剤っていうのは僕は人間をダメをするっていうイメージがあるんでやめたほうがいいと思うんですが。

大麻に関しては僕もネットとかで仕入れた知識なんですけど、戦前は大麻とかを普通に育てたけれども戦後大麻を作ってはいけないとなって今に至って。じゃあなんで作れないのかも分からずにそういう状況がきていて。大麻っていうのは日本にとって神聖なものであって、神社の麻縄も大麻を使っていたりするのに、大麻っていうだけでスゴいイメージが悪いっていうのがあって、大麻はとにかくダメ、いうことに関して自分はどうなのかなっていう問題提起をしたいなと思って載せてはいるんですけど。

だから自分自身が覚せい剤をやりたい、大麻をやりたいのではなくて。日本社会というのは何かテーマがあったらそれに対してすぐ蓋をしてしまうっていうのがあって、僕はそれは良くないと思っていて、問題があったとしても議論しないと先に進めないですし。何が良くて何がダメなのか、大麻は何がいいのか何がダメなのか。大麻は医療品にも使えますし、材料とかにもいろいろ使えるみたいなので、こういう活用だったら使えるんじゃないかとか。大麻を使用するにしても医療用の大麻だったらいいんじゃないかとか。医療用だったら外国とかでも使っている国もありますし。医療用じゃなくても使ってる国もあるんで。じゃあどこからだったらいいのか、どこまでだったらダメなのかも考える必要がありますし。じゃあ大麻がよくて覚せい剤がダメなのはなぜか。そういうところも科学的にも客観的にもいろいろ検証しないと僕はいけないと思いますし、ただ大麻だからダメ、覚せい剤だからダメっていうと、理解できないというか。

大麻がよくて覚せい剤がダメっていう理由で大麻を使っているひともいるでしょうし、それが本当に科学的なのか議論しなければいけないと思いますが、そういうことに対して切り込んで行く政治家というのがいないので、いないなら僕が受け皿になって問題提起はしています。だから自分自身も何がいいとか何が悪いというのはちょっと研究者じゃないので分からないですけど、そのことについて考えてどうしたらいいのかということはあるとは思います」

 

 

【10】

Q「政策の『日本を周辺諸外国にナメられないようにします』その上で『国内反日分子を一掃し、将来的に自衛隊を日本軍にし、核武装します』についてはどういうプログラムでどういう道筋でやっていこうとお考えですか」

後藤候補「そうですね。最初のほうで言ったと思うんですけど、僕はこうしたほうがいいという思いつきとかひらめきとか直感が先行しているので。日本って他の国には確実にナメられてますし、アメリカとかロシアとか支那朝鮮含めてそうですけど、みんな日本をいいようにしてるというか搾取しうまい具合に略奪していると言うイメージが僕にはあるし、日本人だったらちょっと上から言えばやってくれるというそう印象もありますから、やっぱりそこで日本人はムカついたことがあったらふざけんなって普通に言えばいいだけの話ですし、そんなことするんだったらこうするよとか。最初から謝って低姿勢でいくんじゃなくて、外国に対して別にケンカ腰になる必要はないですけどもちゃんと対峙する必要がありますし、そのためのカードとして軍隊にしてちゃんと何かがあったときは日本も戦いますよと。核武装もそうですけど。それに関しても核武装をどうするかとかは分からないですけど、ちゃんとそういうことを発言して先ほどもそうですけど問題提起にして議論することが必要だと思いますし。だから軍隊とか核武装とか武装化でもなんでもいいんですけど、日本をナメたら怖いですよみたいなところはしていかないとこの先ずっとナメられっぱなしだと思いますので。

日本だと馴染みがうすく感覚がないのかもしれないですけど、国際情勢をみるとスパイとか工作員てぼくはいると思うんです。公になっていないですけど。公になったらスパイとか工作員とか違いますから。だからそれがどうなっているのかはわからないですけど。国内に反日分子っていうのは多少なりともいると思いますし、そのひとたちが例えば先導して印象操作とかして世論を動かしているのかなと僕は邪推もしてしまうんですけど。そういう勢力が国内にいるんであればいないほうがいいと思ってますし、国をナメられない程度の武装や国防はちゃんとしないといけないと僕は思ってます」

 

 

【11】

Q「テレビに出ているひとを前にすると緊張するんで事前に質問を考えてきたんで。さっきの社会に消費されている感覚とか舛添さんのことにも通じると思うんですけど、メディアが視聴者の溜飲を下げるような簡単な回答に終始して標的をつくってみんなでバッシングするっていう構造があると思うんですよ。偉そうにいえば、それだけ衆愚化の兆しみたいなものが僕には見えていて。昔の90年くらい前のドイツの映画に『メトロポリス』っていうSF映画の原典のようなすばらしい作品があると思うんですけど、そこでも地獄のような工場で働かせているひとがマッドサイエンティストがつくったマリアという洗脳ロボットに先導されて暴動を起こすっていう話で最終的には資本主義の頭脳と手の間に心がなければいけないというテーマなんですけど、いま頭脳と手の間にあんまり心が感じられなくてひとが不満を抱え込んで、家でテレビを見てテレビは溜飲を下げるような分かりやすい回答に終始するというサイクルがあると思うんですけど、どうお考えになりますか?」

後藤候補「その映画を存じてはいないんですけど、どの時代にも不安とか不満はあると思うんで、テレビでガス抜きするのもひとつだと思いますし、ガス抜きがダメだとは思わないですし、ニュースとかコメンテーターも大事だと思いますし、バラエティとか映画とかスポーツとか何でも大事だと思うんですけど、それにいき過ぎちゃうとどうなのかなと思いますし。

やっぱり簡単な言葉で済ませてひとを殺しました、ひとを殺しちゃダメですよ、で終わるんじゃなくて。ひとを殺したいという気持ちって誰でも持ってたりするんですよ。でも普通のひとはやらない。その違いだとは思いますね。ひとを殺すこと自体がダメって感じでメディアって報道して『よくない事件です』『犯罪をおかしました。ダメです』みたいな。そこでコメンテーターも無難な言葉で喋って『ひどいですね』『問題ですね』で終わっちゃうんですけど、そこを掘り下げて何が問題でどうしたらいいのかとかそういうのを考えるのが大事ですし。それ以前に世の中の不満とかどの時代にもあるんで、それをすくいあげるのが政治家の役割のひとつだと思ってますので、おかしいと思ったことに対して刑罰が軽いとか重いとかそういうのがあれば対応しなければいけないですし。法律も規制が厳しい緩いとかあったらそれも調整すべきですし、税金とかも高い安いがあったら調整していかなければいけないと思いますので。

そういう一歩も二歩も踏み込んだコメントとかをテレビはしなければいけないけどスポンサーがあるのでしない。ネットとかだと玉石混交かもしれないですけど真実を言うようなコメントがあったりするので。そうなってくるとテレビとか新聞はなくなりはしないでしょうけど弱まって、ネットの力のほうが強くなっていくのかなとは思いますんで。テレビにも頑張ってもらって挑戦的なこと言ってるな、がんばってるなとテレビの仕事、マスコミの仕事されているかたがいるのであればがんばってほしいとは思いますね」

 

 

【12】

Q「供託金300万円集めるの大変だったと思いますけど、どうやって集めたんでしょうか?」

後藤候補「300万円集めようと思って集めてたわけじゃないんですけど、二十歳前後くらいに政治家を目指そうと思ってから少しずつ貯めていって。アルバイトとかしたり派遣で働いたりとか治験とかに参加して、治験て薬の試すやつとかでお金もらえたりするんですよ、そういうのやってお金貯めてあとは株とかFXとかもやったし。でもそんなスゴい儲けたわけじゃないですけど、年間で数十万ぐらい儲けがあったくらいのレベルですけど、おそらく。そういうので10年近くかけて貯まったものです。

基本的に僕はケチなのでお金は使わないですし、服とかにはほぼ使わないです。お金は貯めるけどお金は使わないっていうのに特化して貯めていった。たぶん、普通のひとだと考えられないくらいの節約はしてるかもしれないですね」

 

 

【13】

Q「あともう一点。選挙ポスターが毎回すごく斬新ですけど、コンセプトなどは何かあるんでしょうか?」

後藤候補「基本的に個性は大事にしてるんですけど、最初撮ったときは無難に和服を、やっぱ日本人なんで日本人をアピールしたいんで和服をモチーフにして撮ったんですけど、和服をモチーフにして撮ったのすらひょっとしたら普通のよりは個性的だと思うんですが、そこから和服で撮ってみて次からはちょっと真面目な感じで撮ったんですけど。後ろに政策を掲げてYシャツを着ている程度なんですけど、それを自分でつくって。

あんまり反応も良くなくて、もう一回和服に(戻した)。一回目の和服はスタジオでスタジオに頼んで20万くらい(かけて)、選挙の公費負担使って撮ったものなんですけど、それは返ってきたんですが。三回目のポスターは一回目の和服の写真を使って自分でイラストレイターでつくったやつなんで『あ、自分でもつくれるんだ』と。

でもあんまり反応がいい感じではなくて、4回目のポスターはビジュアル系ぽいってよく言われるんですけど。なんでつくったかというと、三回目までがあんまりパッとしなかったんでなんか思い切った感じで斬新なのつくろうかなとおもったときにたまたまこんなのがいいのかなみたいな。

それがなかなか奇抜なポスターって言う感じで、そのビジュアル系のポスターつくった時から開き直ってつくってその次に稲中みたいなパンダ乗ったやつつくったんですが。あれは元々そのために写真を撮ったわけじゃなくて、僕なんかよく分からないんですけど、稲中の衣装というのはドンキホーテかなんかで売ってて、たまたまフッと思い立ってパンダに(乗ったの)撮りにいったんです。選挙とはまったく関係ない10年くらい前かもしれないですけど。たまたま思い立って写真撮ったのがあってそれが残ってて、前にビジュアル系のポスターで撮ったんで、今度は逆に正反対のやつをつくろうと思ったのが稲中をモチーフにしたポスター。僕お金ないんで衣装とかにお金かけられないんで、稲中の写真を撮ったのが元々あったのでそれを加工してつくったっていう。

今度もおもしろいのだけど違うテイストので考えたときに『侍とかっていいな』って思って、侍のつくろうと思って刀を買ったんですけど衣装が高いので。かと言ってコスプレっぽい安いのもイヤですし、僕神経質なんでひとが着たのもイヤだしどうしようかなと思ったときに裸で撮ったら結構サマになったので。最初クイックルワイパー持ってたんですけど、刀でやったら余計(サマになって)『あ、これでいいじゃん』って思って裸で撮って。

前回が侍だったんで今度は『軍服どうかな』と思って軍服で撮ってみたら、軍服のは写真館で撮ったんですけど、撮ってみたら結構よかったんで『じゃあこれにしよう』って形で。だから基本的にはコンセプトっていうのは、前はこうだったから今度はこうしようっていう、結構ひらめきとか思いつきで。でもわりと愛国心的なのが多いですけど、モチーフは。ちょっと違うのもありますけど。なのでひらめきですね」

 

 

【14】

Q「天皇陛下が生前退位のご意向を示されたと思うんですけど、それにつきまして後藤さんの意見として天皇陛下は終身でつとめるべきなのか、それともこの際法律を変えちゃって天皇陛下はご自身の意向で辞めたかったら辞めちゃっていいという風に変えてもいいのか、どのようにお考えなのかお聞かせ願いますか」

後藤候補「僕はそうですね、陛下のお考えを大事にしたいなというのはありますけど。それをすることによってどうなるのかちょっと僕にはわからないですけど。どうなるんですか? 生前退位をしないとどこか違いはあるんですか?」

Q「え、違いはあります」

後藤候補「違いというか、いまの皇太子殿下が天皇になるということだと思うんですけど。だからいきなり崩御されて変わるっていうのと、円滑に変わるってことの違いだと思うんですけど、昔でいえば上皇というものもありましたので、別に僕はダメとか否定することはないですけど。いまそういう風に思ったら生前退位のほうがいいのかなとは思いますけど。いきなり突然『うわっ』てなるよりも、突然引き継ぎっていったら変ですけど、僕は言葉を知らないんで申し訳ないんですけど、そういうのがあったほうがいいのかなとは思いますけど。それをどういうご意向でそうなられたのかも僕は分からないんですけども。いずれにしてもうまくいくほうがベストかなとは思うんですけど。すいません、それに関してはあんまりどっちがいいとかを、まあいろんなこと言っちゃってるんですけど、僕がいまの天皇陛下に対して軽率に言ったらあれなのかなとは思います。陛下のお考えを第一にとは思いますけど」

 

 

【15】

Q「政策のほうで『千島列島、南樺太竹島を取り戻します』とあります。僕はもうすごく賛成なんですけど、いろいろ歴史を考えても。支那チョン、まぁ南朝鮮というあの国に対してどう思いますか?」

後藤候補「国に対して、ということですか?」

Q「国に対してのいまのお気持ち、どう思いますか? いまの日本に対して、ある意味めんどくさいじゃないですか? それに対して僕はまぁ××××(声がマイクから遠く聞き取り不可)」

後藤候補「僕はあんまりどこかに国に対して排他的に考えたり攻撃的にするのは好きじゃないですけど」

Q「これまでの歴史があるじゃないですか」

後藤候補「と言いますと?」

Q「例えば慰安婦問題とか、いろいろな歴史があるじゃないですか。××××(聞き取り不可)それに対して、南朝鮮に対してどう思うのかなと」

後藤候補「正直なところあんまりよくは思ってないです。よくは思ってないですし、あまり関わると損する国なのでぼくはあまり関わりたくはないとは思っています。だからと言って国と国とのあれなので、文化とか経済とかそういった結びつきにおいて韓流とかK-POPとかいろいろありますけど、それがすべてダメというわけでもないですし。あの国はおかしいから全部ダメだってなってしまうとそれはそれで日本人の器量としてどうなのという気持ちもありますので。ただ、おかしなこと言ってきたり腹立つことされたら毅然と対応すべきですし」

Q「率直な意見としては好きですか、嫌いですか?

後藤候補「そうですね…」

Q「俺は嫌いです!」

後藤候補「好きではないですけど。好きではないですし、僕は基本的に嫌いなひととか相手にしたくないひととは関わらないようにするタイプなので関わりたくはないと思います。正直。ただ、それに対して同じ土俵にのってしまいますと日本のイメージも悪くなりますし、結局こっちがリアクションしたり相手するからぎゃあぎゃあ言ったりするんで、そういう相手ってシカトとか無視するのがいちばんだと思っているんで、また変なこと言ってきたら、ぼくはだから国交断絶とかも考えてますし、普通に。それとは別に国に対して文句言う、文句言うならやめて関わらないようにしようっていうタイプなので。関わるんだったら日本のしきたりとか国際的なルールとかちゃんと則ってやってもらえないと『うちはあなたとは付き合えません』と、ひととひととの関係と同じだと思うんですね。変なやつがいたら関わると余計ややこしくなったり危害加えられたりするんで逃げるというか絡まないほうがいいという僕はタイプなんで。だから変な国とは僕は関わらないほうがいい」

Q「支那チョンとは関わらないんですね?」

後藤候補「特定したことはぼくはあんまり言いたくはないんですけど、言いたくはないし、支那朝鮮が嫌だから言ってるわけじゃなくて、支那朝鮮がこういうことを日本に対してしてくるから嫌だという意味で支那朝鮮は嫌だという意味なので、支那朝鮮が嫌だという意味なんじゃなくて嫌なことしてくるから嫌だというタイプなので今後改善とかがあれば普通に付き合えますし、それはだから支那朝鮮だけじゃなくてアメリカとかもこの前も元在日米軍のひとがレイプして殺しちゃったような事件もありましたしあれも腹立たしいですし、ロシアだって北方領土とか千島列島とかその辺の近海で日本人が漁船とかで行ったら拿捕したりとかありますし不法に占拠してますし、朝鮮も仏像も返してないですし。日本はナメられているんですよ。それに対して日本をナメたら怖いぞということをしていかなければいけないのに、そういうことをちゃんと言っていく政治家がいないので。だからと言って排他的に過激になるのはアレなんですが、日本を好きで日本を愛しているというのがぼくは愛国心だと思っているので、危害を加えてくる国、ひとに対しては毅然と態度を取らなければいけないと思っているだけなので。なので何もしてこない相手に対して僕は何もするつもりはないという感じですね」

Q「日本が好きだからですよね」

後藤候補「そうですね、日本が好きだから守りたいから変なことされたら怒りますよってことなんで」

 

 

【16】

Q「『皇歴2676年という世界最古の男系皇統を守ります』ってお考えですよね。いまの皇族の現状、在りかた、今後女系天皇とかってなりかねない在りかたじゃないですか。それについてはどうお考えですか」

後藤候補「由々しきことだと思っています。日本の歴史というのは皇室の歴史で天皇陛下の歴史なのでそれが皇歴2676年っていう、僕は皇歴って言っちゃってますけど皇紀って言ったりもしますし。2016年っていうのは西洋の歴史でいまは2016年なんですけど。それがいまは西暦で統一されている感じで日本の国なのに西暦で呼んでいることに僕はすごく違和感を感じるんですけど。かと言って平成とか昭和とか切り替わっちゃってあれなんで僕は皇歴を使っているんですけど。皇歴は660年経つと皇歴で、西暦で0年から660年前というのは初代天皇神武天皇が、神武天皇だったと、僕も詳しくは分からないですけど、神武天皇が誕生して、だから日本神話なんだから正確かどうかはわからないですけど、そっから660年からいまで2676年経ったっていうのが日本の国の成り立ちだと思っているんです。神武天皇の前にもいろいろあるんですけど、一応、神武天皇として即位してそこから2676年経ってますよっていうのがいまの日本なんです。それ以外私たち日本っていうのは何かっていうのは証明できないです。日本神話も科学的に証明しろと言われると難しいですけど。一応、日本神話から2676年経ってますよ、それが日本人である証拠、日本という証拠だと僕は思ってますので。

一応その流れが男系天皇できてるわけで。男系天皇というのはお父さん、お母さんから男が生まれてその天皇とほかの女性からまた男が生まれてという、全部男の天皇の流れなんですよ。女系天皇というのは皇室が女性で、皇室じゃない男のひとと結婚されて男の子か女の子の子どもが生まれる。だから男系男性天皇、男系女性天皇、女系男性天皇、女系女性天皇という4つパターンあって。日本の歴史は男系の男性天皇の歴史できているとされているわけで。途中、女性天皇もいるんですけど、それも男系の女性天皇なわけです。男の血っていう伝統みたいなのが入ってていまその歴史が続いていって、それが途切れるっていうのは日本のアイデンティティが失われると思っているので。例えば、失礼な話ですけど、僕が皇族のかたと結婚して僕の子どもが生まれたらそれは女系天皇なわけです。女系天皇になったら僕の血筋の流れになってしまうので、そうなると日本の歴史が途絶えちゃうわけです。と僕は考えているわけで、だから女性天皇でもいいと思うんです。でもそれは男系の女性天皇であるべきであって、もし女系の男性天皇、女系の女性天皇がOKってなると俺の息子、娘が天皇にもなれちゃうことを示しちゃってるので俺はそれはよくないと思うんですよ。俺は日本は天皇の歴史があって、それが日本という国の歴史を表していると俺は思っているので、それは男系できているのでそれを途絶えてしまったら日本じゃなくなってしまうと僕は勝手に思っているので。それをなくしてしまうというのは俺の子どもが天皇になれちゃうっていう、まぁなることはないでしょうけど、俺以外でも皇室とは関係ない男の子どもが天皇になってどんどんどんどんそういう風になっちゃうと、日本の歴史ってなんぞやってなってしまいますし。もしかしたら2676年の間でも暗殺とかあったり、実は女系なんですとかあるかもしれないですけど、それはタイムマシーンでもない限り調べることはできないですから、それを掘り下げてもしょうがないと思うんです。だから一応男系で来ているんだったら男系でいこうと思いますし、それで側室が必要なら僕は側室つくったっていいと思いますし、旧皇室のかたがまた戻ったっていいと思いますし、いろいろやり方があってもいいと思うんですよ。日本は一婦じゃなければダメとかありますけど、僕はそんなのひとがつくる法律なんですから日本のことを考えれば僕は別にあらゆる手段を使ってでも維持するべきだとは思っています。

 

 

【17】

Q「都知事選終わったあとのことについて何か考えてますか?」

後藤候補「まったく未定なんですけども、個人演説会とかもこういう形でやっていって。一応、後藤輝樹ファンクラブっていうのもつくってはいるんですけども。そういう会のかたと定期的に交流というか、世の中の問題とか社会問題とか国とか愛国心とかそういうことだけじゃなくて、『いまこういう事件あってこうだよね』とか『日本のこういう問題おかしいよね』とか日々の出来事というか、別に社会問題じゃなくても、日頃こういうことあっておかしいと思うからこうしたほうが良いと思うというか何でもいいんですけど、そういうことについて話し合う、真剣に話し合う場を正解不正解とか賛成不賛成とか関係なく、そこで答えを出すわけじゃなくて『あ、こういう風に考えたんだ、そうなんだ』っていうものを持ち帰って、別にどっちでも良いんですけど、答えを出そうとすると揉めてしまうので。ケンカとかになってもアレなので。答えを出さずにお互いに意見を否定せず深い話をできる場がつくれたらいいなとは思っています。

こんな感じではやりませんけど。ファミレスとかカラオケボックスとか何でもいいんですけど、ちょっとした場でそういう議論を深める場。通常、家族とか友達でもいいんですけど、そういう話ってすることはないと思いますし、愛国心とかでも国をどうとかでもいいんですけど、そういう政治とか政策について言うと『え、ちょっとなんなの?』みたいな空気もあったりするので、そういうのを本当に真剣に話せる場が思想とか考え方関係なくあったらいいなと思っているので、そういうのを月イチくらいでも開けたらいいかなくらいでも話で。

あとは本当に未定で、毎回選挙は命がけでやってて、その次のことはあんまり考えてないので、今日もこれを乗り越えたら今日で一生が終わりみたいな感じで、明日のことも考えていないですし。考えちゃうんですけど、考えないようにして。いまはこの場だけのことを考えているので、次のことは考えていないんですけど、いまちょっとふわーっとあるのは本当は僕は一年半後の都知事選をめざす予定で、一年後に横浜市長選があって。僕はアルバイトとかめちゃくちゃしてお金を貯めれたら横浜市長選に出て横浜都構想を訴えようと思っていたんですけど、そのあとに東京都知事選に出ようと思ってたんですが、今回東京都知事選となって選挙公報に横浜都構想って書いたんです。なぜ書いたかというと、本当は書くつもりが本当は全然なかったんですけど、政見放送が放送されないという話になってたので、NHKで。NHK政見放送頼みってところがあったので、放送されないとなったなかで何かしなければいけないなかのひとつがこの個人演説会やろうというきっかけでもありましたし。選挙公報に何か足したいなと思ったのが『横浜都構想もいれちゃえ』って、別に関係ないけど。昨日も言ったかもしれないですけど、僕は国政とか横浜とか東京に関係ないこと入れてますけど別にそれでもいいと思ってますし。横浜都構想関係あるのか、と言われたら権限はないですけど、横浜市長選に横浜都構想のことを訴えるひとが出てきたら俺がもし都知事になったとしたらサポートする考えのひとだなってわかりますし。例えば、原発にしても原発賛成か反対かって選挙公報に書いていれば『あ、このひとは原発に賛成なんだ、入れよう』『原発に反対なんだ、入れよう』って目安になりますし、国政だから書くなって言うひともいますけど、僕は何でも書いていいと思うんですよ。何でも書いて、例えば『阪神ファン』って書いてもいいだろうし、『あ、阪神ファンだから入れよう』ってひともいると思いますよ。だから僕は選挙公報には何を書いても良いと思っているので、横浜都構想入れましたけど。

話戻りますが、横浜都構想やろうかな、と思ってたんですけど、選挙公報に書けたんで、都知事選の選挙公報に載せれたからいいかなっていう一応の満足はあるのでやらないかもしれないですけど、もし寄付金とか集まって、横浜市長選は(供託金)240万円なんです。240万なのに政見放送がないんです。政見放送がないので今回みたいなインパクトがあることができないので、費用対効果とかも考えると、いまは横浜市長選に出る(気持ち)とかはすごく後退してるんですけど、だから横浜市長選は出ないと思うんです。寄付が莫大に貯まったら出ますけど。貯まらなかったらたぶん出ないんで、そうなると、もし選挙を次にやるとすれば三年後ぐらいにやる統一地方選を考えてはいます」

 

 

【18】

Q「政策のなかで『世界に先駆けて本物のガンダムをつくります』とか『ディズニーリゾートに負けない漫画やアニメのテーマパークをつくる』といった、かなり文化や表現に理解があるというか世界に向けてさらに伸ばそうという考えをお持ちなんだなと思ったんですけど、一方で『反日新聞や反日メディアを取り締まる』と言ったことも掲げていらっしゃいます。それはすごく表現の自由を狭めていることなんじゃないかなと疑問を持ちました。

また、『マフィアは取り締まるが、任侠やくざは容認する』といった政策も掲げていらっしゃいます。それは映画とかの影響もあるかと思うのですが、やくざは警察とか国にも反抗しているわけですよね。その辺も含めて表現の自由と取り締まることの天秤についてどうお考えなのかお訊かせいただきたいと思ったんですけど」

後藤候補「僕も表現の自由を規制された側の人間なんで、最大限表現の自由は尊重したいとは思ってはおります。規制に関しては、僕は結構愛国者なんで基本的には僕の個人的な考えなんですけど、日本に住む以上は愛国者であってほしいとはまずあるので、例えば会社とか入るにしても『あなたの会社のこと嫌いですけど、でも入ります』なんてまずないじゃないですか。『あなたの会社嫌いでこっちの会社好きですけど、あなたの会社入ってあなたのことを妨害する活動をします』なんて言うひとがいたら絶対採用されませんよ。だから僕はその会社に入るんだったら会社に対して頑張ろうとか会社のルールを守ろうとか会社に対して忠誠を誓おうとかそういうのは当たり前だと思っているので。家で誰かを住わせるとか、長い間居候させるとかなったときに、家でめちゃくちゃやられたら『ふざけるな』って僕はなりますし。家のルールがあるので守ってもらわないと困りますって僕はそうなるので、なので基本的に反日メディアとか反日分子を一掃するっていうのは僕は表現の自由の規制とかとは適応外だと思っているので。

で、やくざとか暴力団に関して、本当に外道なやくざとか暴力団は淘汰するべきですし撲滅しなければいけないですし、許してはいけないですけど、市川雷蔵とか寅さんとか、漫画で言えば『ワンピース』とかもそうだと思うんですけど。『ワンピース』なんて任侠やくざ漫画だと思ってますから。ルフィもやくざというか海賊で、やくざが海賊になっただけで、任侠海賊なんですよ、ルフィって。僕は『ワンピース』より『Hunter×Hunter』派なんで『ワンピース』推しってわけじゃないですが、みんな『ワンピース』好きじゃないですか。海軍のことは守らないけど、自分たちのポリシーに則って暴れるというか自分たちの正義を貫くというのがあって、そういう素地を国民は受け入れる余地はあると思っているので。

任侠やくざも弱気を助け、強気をくじくというのはあると思ってますし、そうであってほしいし、で任侠やくざがやくざと言われる所以というのは法を守らないからだと思うんですよ。法を度外視してでも弱き者のためなら強きものをくじくっていう姿勢がやくざってことであって、僕はそういうやくざだったら許容してもいいかなって思うんですね。市井の人々も警察は対応してくれないけどもやくざは対応してくれたってことももしかしたらあるのかもしれない。いまの時代はわからないですけど。例えば変な事件、ストーカーとかあっても警察は対応してくれないかもしれないですけど、任侠やくざに頼んだら、僕やくざとは関わりもないですけど、面識もないですけど、言ったらすぐ解決するかもしれないですし。やっぱりそういう存在は必要だと思ってますし、裏社会とかそういうのも管理するのも警察だけじゃ限界があると思いますし。最近半グレとか聞きますけど、不良外国人とかマフィアのひとは日本の法律とかは守らないですから。日本のやくざは日本の法律を守って活動しているとは思うんですよ、なるべく。でもやりたい放題やるやつもいると思うんですよ、向こう見ずと言うか。だから、暴対法とかおそらく日本のやくざを締め付けて外国のマフィアとかを野放しにしたりとか。覚せい剤とかでも何でもそうですけど。日本のやくざを締め付けることによって裏社会が混沌として悪影響を及ぼすって意味だと(やくざは)必要悪として僕は必要なのかなと思ってますし、それについてこんなことを喋る政治家ってまずいないですし。でもこれを話さないと。臭いものには蓋をして潰すっていうのは良くなっていかないと思いますし。僕もこういうこと言うのは辛い、辛いというかメリットないですけど、やっていかないとたぶん僕はよくないと思っているんで。その一方で、じゃあ任侠やくざっているのか、って話なんですけど、僕もその辺は調査しないとならないですし、僕が個人でできるレベルのことは超えてますけど、だから話し合うとか議論は必要だと思いますので。暴力団に嫌な目に遭ったひともいると思いますし、本当にヒドい暴力団は、暴力団は基本的にアウトですけど、淘汰すべきだと思いますけど、ちゃんと弱きを助け強気をくじく任侠やくざだったら俺はいてほしいなとは思います。

アニメや漫画のディズニーランドをつくりたいというのは、僕はすごくアニメとか漫画が好きですから。ディズニーランドなんてコンテンツしょうもないのばっかりじゃないですか。しょうもないのをこすり倒して夢の国みたいになってますけど、日本のコンテンツなんてすごいいろんなものがあって、文化もいろいろあるのに、ハード面がディズニーランドのような規模の、ができてないからそこにソフトが付いてないから何もなってないだけで。最近だと『ワンピース』とか『エヴァンゲリオン』とかもUSJにコンテンツが奪われちゃってますし。僕は本当に日本人として情けないと思いますし。軍隊とかでもそうですけど、自分たちの国でやれることをアメリカに取られちゃってやってない、やれてないというのが本当に腹立たしいし、情けないですし。本来であれば自分たちでやってもいいのに、それを音頭取るやつがいてもいいのに、音頭取るやつがそうなっていないだけで、だからこれはどうやってやるのかっていうのは僕も正直わからないですけど、こういうことを言っていくことによってそういう空気とか調整していけたらなあとは思っています」

Q「表現の自由と反権力が含まれるコンテンツと天秤にかけるとしたらということだったんですけど」

後藤候補「と言いますと?」

Q「反日メディアを取り締まるという政策のなかには大きくくくれば反権力メディアを取り締まるということも含まれていると思うんですよ」

後藤候補「僕は反日勢力というのと反権力というのはまったく別個にしています」

Q「そうなんですか?」

後藤候補「さきほど言ったように、日本に住む以上、反日というのはおかしいと思ってますし、『うちに文句があるなら出てけ』みたいな感じですね。子どもとかがお父さんにあーだこーだ言ったりしたときに『うちのルールが守れないなら出てけ』というのがあるじゃないですか。そういう感じで、それができるところに行けばいいと思いますし、さっきの会社の話もそうですけど、いまの会社が嫌いであれば他の会社に入ればいいだけですし。だから日本が嫌いであればあなたが好きな国に行けばいいという話なので。先ほど『関わらなければいい』と言いましたけど、関わってくるのであれば『うちは結構ですのでどうぞ他に行ってください』というのがあるので。反日と反権力というのは僕は別物で、反権力というのはあってもいいと思いますし、僕がやっているものは反権力みたいなものですから。ああいう政見放送とか全裸のポスターもそうですけど、反権力みたいなものがあるからやれているので。だから反日と反権力は違うという意見なんですけど、それを受けた上でご意見はありますでしょうか?」

Q「ないです。ありがとうございました」

後藤候補「だから反権力の思想は別にあってもいい思いますし、表現の自由も保証はされるべきだと思いますけど、やっぱりどこかでこう、僕が表現の自由と言って、政見放送でまっ裸で踊ってたらダメだと思いますし、フルポンで出したらヤバいですから」

会場から「ヤバくないです」

後藤候補「ヤバくないですか? 僕もヤバくはないと思ってますけど、アレですらヤバいっていうというのがあるので。表現の自由を突きつければフルポンでやってもいいと思うんですけど、公職選挙法の善良な風俗でダメってなったんですが、その辺の兼ね合いっていうのはやっぱどういう時代であれ、どういう政策であれ、になったとしてもあるとは思うんで難しいとは思いますね」

 

【19】

Q「NHKが今回とった対応についてどうお考えなのかということと、NHKについて訴訟を起こす予定はあるかどうかその2点についてお訊きしたいです」

後藤候補「まず腹立たしいです。でもいまは結構すっきりしているんですけど。最初はまったく放送しないということで腹立たしかったんですけど。『これは全部ダメです』みたいなことを言われて『いや、おかしい』みたいなやり取りをしていて、最終的にはああいう形で放送になったので。その前にニコニコ動画で(NHKでは)放送されないって分かったので完全版をここでやってやろうとニコニコさんには内緒でやったんですけど。やったからちょっと溜飲が下がったのはあったので。多少修正されて放送されるというのは想定内だったので、放送されたのは『修正し過ぎだろ』とは思いましたが、逆に修正されておもしろくなったからいいかなというのもあったり。まあうまくできているのかなあと思います。

だから表現の自由をかけて戦えというのであれば、資金とか弁護士とかを用意していただけるのであれば僕は御輿になるつもりはありますけど、僕がひとりで本人訴訟してやるところまではいかないです。腹立ちますけど、それにかける時間やお金があるんであれば他に使おうかなって。

一回、僕フジテレビと裁判をしたんですけど、結構めんどくさくてお金もかかりそうだったんで一回やめたんですけど、そういう経験があるので、自分で本人訴訟はしないですけど、『ちょっとやらせてくださいよ。私が資金も協力しますよ』みたいなのがあればやります」

Q「フジテレビはなんで訴えようとしたんですか?」

後藤候補「僕はこの東京都知事選に立候補するつもりだったので、区議会議員選挙のときにも決めていたので、事実上。なので世に露出はしないと決めてたんですよ。全裸のポスターのとき。でも意外と反響があって取材とかがあって。でも全部断ってたんですよ。もしそこで出ちゃったらしがらみとかできたり、例えばテレビ局さんと知り合いになったらそこでポコチン言うの申し訳ないなっていうタイプなので。世に出るのはやめようと思ってたんですけど、たまたま電話出たときにフジテレビさんと喋ってて、いろいろ喋ってるうちに『電話のコメントとか使わせてください』とかいろいろなってて、最終的に長く喋ってて『投票率を上げたいので投票に行ってほしい』と『供託金が高い』の2点だけだったらコメントとして使ってもいいですよという条件で許可したら、『裸のポスターは開き直ってつくった』みたいなことが勝手にテレビで放送されてて。『開き直ってつくった』とは言ったかもしれませんけど、ビジュアル系のポスターから開き直ってつくってるわけで、しかも開き直ってつくったというのは許可もしてないですし。僕が投票率の話と供託金の話しか使っちゃダメって言ったのに勝手に使われて勝手に放送されて。

僕、結構好奇心旺盛で選挙もそうなんですけど、やろうと思ったらやっちゃうタイプなんで、ああいうのって末端のひとに文句言っても『あ、すいませんでした』で終わっちゃうと思うんですよ。でもそれって許せないじゃないですか。『これこういう放送ですけど』って言われもせず放送して、自分との約束を破って、『ごめんなさい。すいません』で終わっちゃうなんて許せないと思ったので、普通にじゃあ裁判で訴えちゃえばいいのかなと思ったんです。で、ひとりでできるのかな、いくらかかるのなと調べたら意外と低額でできて、好奇心旺盛なんで自分でやってみようかなというのがあって。初めてのことだからおもしろそうだからやってみた、というのがあって裁判したんですけど。

結局やめたのは横浜都構想で横浜市長選に出たいと思い始めて。裁判で始めてから。横浜市長選も東京都知事選挙もとなると、お金とかもかかるしそれに対してどんどん貯めなきゃいけないと思ったので。そうなると裁判なんてやってるヒマはないなと思って裁判はやめたんですけど」

 

 

【20】

Q「教育面についてお訊きしたいんですけど。『日本を外国からナメられないように国する』という政策がありますが、昔日本に教育勅語というものがあったと思うんですけど、国民の愛国心を育むためにも教育勅語の復活ということは考えていますか?」

後藤候補教育勅語、いいと思います。まるまる復活なのか現代に合わせて復活なのかわからないですけど、言ってることはすごくまともなので。唯一(復活することに反対なひとたちが)嫌だって言っていることがあるとすれば『国のためにがんばりましょう』と書いてあったりすることだと思うので、それぐらいだと思うんですよ。僕はそれも全然問題ないと思いますし。時代に合わせて必要であれば時代に合わせればいいだけだと思いますし。修身とかも大事だと僕は思っています」

 

 

【21】

Q「(政策のなかに)『自虐史観を止めて、健全な愛国心を育み、歴史教科書の検定を刷新します』『日本人として適切な歴史観、国家観、世界観、3つの観を持った日本人を育てます』『教育委員会日教組を解体します』とありますが、いまの日教組の在り方とかどうお考えですか? また、国家観や歴史観をどうお考えですか?」

後藤候補日教組とか、全然関わったことがないので分からないんですけど、ネットとかテレビで得た多少の知識だと、結構衰退しててあんまり活動してないとかなっているみたいですけど。そこに属しているひとたちというのは愛国心教育は否定して昔の日本は悪かった、いまの自虐史観的な部分はあるとは思ってますので。教育をしている現場がそういう力の作用がはたらいてしまうとよくないと思ってますので刷新したほうがいいかとは思っています」

Q「教科書も日教組も?」

後藤候補「教科書も日教組も刷新して。教科書とかも結構ヒドいと思うんですよ。いまは育鵬社とかもありますけど、南京大虐殺とか慰安婦とかもちょろっと書いてあったりして。あたかもあったような感じで書かれてたりとか、南京大虐殺とか従軍慰安婦の問題もまだ議論の段階で。僕はなかった立場、なかった立場というか日本の立場をとってますけど、日本人のなかでも『あった』とかいろいろ(意見が)あるなかで、答えが決まってないなかでただ南京大虐殺があった、従軍慰安婦があった、と書いちゃうと誤った知識になっちゃうというか。もし書くんであれば、日本ではこういうふうに主張があるけども、外国からはこういう(主張が)あって、こういう問題があって、と深く書かなければいけないのにいたずらにそういう文言だけ書かれていて。

だからそういうところも含めて、先ほどの支那朝鮮が日本に文句を言ってくるという話も、現代社会とかでは教えてるのかもしれないですけど、もっと深く日本はこういう立場だけれども外国はこういう立場でこういうふうに言ってくる、それに対して、日本はどういうふうに対応していかなければいけないのか、日本は適切にこういうふうに主張しなさいと書いてないというのは問題だと思うんですね。日本の立場としてこういうふうにいきましょうというのを政府自体も言ってないですし、政府自体も濁してますし。そんなんじゃ教育現場に対しても、子どもたちにも教えられないですから。そうなると外国人から『日本は悪いことした』『お前らなんだ』と言われたときに日本としては何も言えないですから。日本が外国に言われたときに『こういうふうに言いましょう』とか『ここが悪かったけどもここは日本はよかったことですし、卑下する必要はないですから適切に対応しましょう』みたいなところまで掘り下げてやってないので。教科書自体が歴史をただ淡々と書いているだけなので。僕は育鵬社の(教科書)でも全然甘いと思ってますので刷新すべきだとは思ってますけど」

 

 

【22】

Q「三つと要望が一個あるんですけど。政策をいろいろ拝見していてすごく立派だなと思って、けっこう自分が理想としていたものと近い形がいくつかあったりして。なのに政見放送だけが今回の知事選の目的だったのかというのと、本当に政治家になりたいのかというところをお訊きしたいんですけど」

後藤候補「本当に政治家にはなりたいんですけども、あの政見放送をきっかけに選挙とか政治に興味を持っていただけたらなという思いもあってつくりましたので。それが100%ではないですけど、その結果、僕は本気で政治家になりたいですけど、僕に票が入らなかったとしても日本の政治や選挙とかに興味もって考え方とか変わったりとか考えるきっかけになればいいなと思ってつくったっていうのはあります」

Q「モチベーションはどこから(来ているんでしょうか?)」

後藤候補「いまはたぶん、おじいさんみたいな感じなんですけど。あんまりモチベーションとかないんですよ、あんまり。でもちょっと少年心は持ってるみたいな。やる気はないんですけど少年心は持ってるみたいな感じで。昔はけっこうモチベーションあったんです。僕は二十歳前後くらいから政治家目指そうかなっていうのがあってそこからふぁーってきて、その時は『日本こうだよ、おかしいよ』とか『アメリカこうだよ』『支那こうだよ』とか、いろいろ言ってたり思うことはあったんですけど、でもずっとひとりでやってるんで淡々としてくるというか。淡々としてモチベーションもどうかなってときあるんですけど、でもやらなきゃヤダという自分もいるので。命懸けて真剣にやっているのもあるので、自分がいまここで『ちょっと面倒くさいな』とか躊躇してやらなかったら俺は一生後悔するし、この先自分は自分らしく生きていけないっていうのがあるので、俺は自分のやりたいことをやると。やりたいことをやるというか、僕はいろいろ社会に、社会にというか周りにも迷惑かけたりしてこの先日本や社会のために生きていきたいっていうのもあって政治家になろうかなっていうのもありましたし。

ぼくなんてああいうことする人間ですから、本来であればこうなって(お縄のジェスチャー)もおかしくないような人間だと思うんです、正直。それが政治家目指すってなって、世の中のためになりたいってあって命懸けてやるってなったときに、真面目にやっているひとって他にもいると思うんですけど、そういうひとがいるので僕が真面目にやらなくてもいいというか。僕しかできないやり方で世の中に訴えかけようというのがあったなかでああいう形をとって。

モチベーションとしてはそんなにないんですけど、僕は命懸けて、もう進んじゃっているので、進んじゃっているから途中で止めてもしょうがないので。なので自分が行けるところまで自分らしく行くだけっていう感じで。モチベーションはないんですけど、生きるか死ぬかしかないんで。今日も『やだなあ、どうしよう』とかあったんですけど、最初も『何を喋ろうかな』とかそわそわしてたんですけど。そんな感じでやってます」

 

 

 

【23】

Q「二つ目の質問なんですけど、『ポケモンGO』が配信開始になりましたが、いろいろ陰謀説とかありますけど」

後藤候補「そうなんですか?」

Q「ネットで大人気の立候補者がいるじゃないですか? ああいうひとたちが紛らわせるためにじゃないかとか、そういう××××(聞き取り不可)ますけど、それはさておき実質的に若者を含め投票率というのはこれによって下がるか上がるかどちらだと思いますか? 『ポケモンGO』が配信されて街行くひとの何割くらいが歩きスマホが上等になっちゃって、ポケモンを探しには出かけるけど、選挙のことは蔑ろになっているんじゃないかという僕はそういう気がしているんですけど」

後藤候補「なるほど。あんまり考えたことなかったですけど、でも陰謀論みたいなのもしかしたらあるかもしれないですよね。でも、僕だったら『ポケモンGO』が配信されていても選挙行きますので。やっぱり有権者の問題だとは思うので。『ポケモンGO』に左右されてしまう日本人やだなあというのはありますね。頑張って行ってほしいですね。『ポケモンGO』やりながらでも投票できますから。

でもちょっと陰謀論っぽいところもありますよね。なんで『ポケモンGO、こんなにテレビでやっているんだ』と思って。普通だったらイチゲームに対してこんなにやるなんておかしいじゃないですか。だから僕もちょっと思ってたんです。なんで『ポケモンGO』あんなに宣伝してるんだ、みたいに。僕はやってないんですけど。選挙期間中でそんなのやってられないんで。先ほどもスパイとか工作員の話したんですけど、何かしらのそういう世論操作とか誘導みたいなのあると思いますし、もしかしたらそのひとつかもしれないですよね。すいません、これくらいしか言えないんですけど」

 

 

【24】

Q「いえいえ、全然大丈夫です。質問の三つ目が、これはちょっとプライベートな話になってしまうかもしれないんですが、お友達といえるひとが二十人以上いらっしゃるかいらっしゃらないかお訊きしたいんですけど」

後藤「僕ですか? 友達ひとりもいないです(会場笑)」

Q「その答えをちょっと待ってた部分もあったんですけど。要望っていうのが、後ほど名刺をお渡しさせていただきますので、お友達になってほしくて」

後藤「え、え? 僕と友達になって大丈夫ですか? 僕がなんで友達つくらないかというと、僕結構過激なこと言っているので、迷惑かけちゃうからふわーっと切っていっちゃったんですよ。だからひとりでやっているんですけど」

Q「でもひとのことを傷つけたりじゃないですか? 先々は分からないですよ。極右的になって勃発させたりするか分からないですけど。相模原の障害者施設でひとのことを刺し殺しまくったひとなんかも、友達っていってテレビに出ているひともいるくらいですからあんなのに比べたらよっぽど立派じゃないですか? なので僕は全然もしもなっていただけるのでしたら、名刺をお渡ししたいなと思って。別にこっち(ゲイのジェスチャー)じゃないですから大丈夫です(会場笑)」

後藤「いえいえいえ、別にこっちでもいいんですけど(笑)。こっちでもいいって言うのは受け入れるってわけじゃないですからね。こっちのかたでも友達になりますよってことですよ。でも僕結構面倒くさいですよ。大丈夫ですか?」

Q「僕も面倒くさいタイプなんで大丈夫です」

後藤候補「それでしたら...全然大丈夫ですけど」

Q「ありがとうございます」

 

 

【25】

Q「冒頭にもちょっとあったんですけど、舛添さんをいじめ過ぎとか、政見放送でバドミントンの処罰が重すぎとか、そういう一度ミスした人間に対してすごく厳しいじゃないですか。ミスに限らず、学校を落ちこぼれてやめちゃったとか、そういった一度レールから外れてしまったようなひとを含めてそういったひとたちがまた再チャレンジじゃないですけれど、そういったことができるような社会になるにはどういうふうにしていくべきだと思いますか」

後藤「やっぱり国民とか有権者が強くならないとダメだと思うんですね。相撲とか野球とか何でもそうですけど、何か(問題が)あったら解雇するじゃないですか? 会社員でもそうですけど。一旦面倒を見たら解雇するんじゃなくて、お前らのところで育てた人間がそうなったんだからちゃんと処罰を受けたあともう一回引き取って教育しろとは俺思うんです。で、解雇されたやつはどうやって生きるのかって、俺はそこをすごく考えちゃんです。一回やっちゃってドロップアウトして、もしくは刑務所行って執行猶予になったとしても、そいつどうやって生きるのかって考えちゃうんですけど。そこの報道もしないですし。たまにドキュメンタリーとかあるかもしれないですけど。

だからクビ切ってトカゲの尻尾切りで終わりました、責任とりました。そんなの全然責任とってないですよ。責任放棄だと俺は思ってますし。もし責任を背負うのであれば、不祥事を起こしたやつを最後まで見て、教育させる更正させる。それでもダメだったらしょうがないですけど。それもせずになんかやらかしたから切ってどうこうっていうのは、俺は心というか愛情が足りないというか。やっぱりそこは強く『俺はコイツのことを面倒見るから』と世論、世間様に対してちゃんと言う社長とかがいてもいいと思いますし。でもそれを受け付けない世論というか(ひと)がいて、『そんなやつをやめさせなかったら取り引きやめるぞ』とか。そうなっちゃうともうどんどん切っちゃう。

さっきの自主規制とかもそうだと思うんですけど、ちょっと言われてすぐ謝っちゃう。外国に言われても謝っちゃうとか。そこで耐えて自分はこう思うからこうするっていう強さがないとダメだと思いますし。僕はこういうふうに強く言ってますけど、こういうふうに言って体現していくひとがいないとダメだと思うんですね。僕がそれになってもいいですし他のひとがなってもいいんですけど。『たしかにそうだな、言われてみればそうだな』っていうのを例えばテレビとかで流して、『そういうのもいいんだ』って思えば触発されていくひとも出てくると思うんですね。『あいつもそういうふうに言っているから自分もそうだな』って思って、その積み重ねだと思いますし。いまは感情論で、感情論っていうか法的じゃなくてモラル的な道徳的な感じで言ってますけど、もし法的な整備をするとすれば、堅苦しい世の中ですけど、不祥事を起こしてもちゃんと育てなければいけないですよ、一年間か二年間面倒見なければ行けないですよ、っていう法律をつくらなければいけないと思うんですよ。たとえば。

でも、そんなことは本当はしなくてもいいはずなのに、そんなことをしなければいけないいまの日本社会ってどうなのかなって僕は思ってしまいます。だから法整備とかをするかモラルに委ねるか、両方をやりつつ僕はモラルに『日本人、あったかいね』みたいな。学校とか行かなかったとしても受け入れるとか更正させる場があってもいいと思いますし。別に学歴がどうとか、学歴もいまはしょうもない学歴で、どこの大学かも分からないしょうもない大学行って学歴とりました、とかそんなんじゃないですし。学歴があろうがなかろうがそいつがいいヤツだったら僕はそれでいいと思ってますし。『いままで何をやってきたんですか?』とか言われても別に俺は関係ないと思いますし。お互いがいいと思えばいいと思っているんで。そういう社会になればいいとは思っています」

 

 

【26】

Q「今回の都知事選には21名が立候補されていますけど、テレビや新聞は主要三候補しか取り上げないということについてどう思われるかということと、それに関してマック赤坂先生や上杉隆先生が直接抗議に行ったり、意見書を出したりしていますが、そういったことはなされないのでしょうか?」

後藤候補「僕もなるべく公平に報道されるべきだとは思うんですけど、元からそうじゃないことは分かってましたし、前回も四候補しかほぼ放送されてなかったので。その上でこっちに注目が集まるように『ポコチンの時間』をつくりましたんで。世の中平等じゃないなんて僕も分かってますし、平等であるべきなんですけど、平等じゃないなかで自分は何を武器に戦うかっていうのが大事だと思ってますし。大事っていうか、本来はそんなことしなくていいはずなんですけど、そうしなきゃいけないんで、僕はそれを元に考えてやってたんで、僕はそれに抗議する気はないです。

ただ、今後、先ほども言いましたけどモラルとか法整備も考えて整えていかなきゃいけないとか、何かしらの改善はしなければいけないとは僕は考えています。だから三人で『バイキング』とか出てるやつも記者会見という体みたいなんですよ。観客が見ていなくて記者会見で喋っているのを流しているだけっていうしょうもない理由で。僕が高橋しょうご候補が(この個人演説会に)来たらセッションでもしようよみたいなことを東京選挙管理委員会に言ったら『それはできません』『公職選挙法違反になります』と。だからその辺も曖昧で、僕なんてひとりでやってますしそういう知識があるわけじゃないので、そういうこと言われたらすぐダメってなっちゃいますし。消極的になっちゃうわけなので。でもマスコミなんて大手ですから弁護士とかいろいろ知識あるひとがいるわけで、そういうひとたちと経済力とか組織力とか圧倒的な差があるなかでやっぱり不利だとは思います。

なのでそこの改善は今後はしなければいけないですけど、いまはそれを言ってもしょうがないと思います。今後改善するべきだとは思いますけど、もし都知事選に出るのであればそういうのは分かっていなければいけないと思いますし。だからみんな出ないんですし。泡沫候補って言われているわけですし。泡沫候補で戦うのであれば泡沫候補なりの戦いしなければいけないと僕は思っているので、その戦いとして『ポコチンの時間』をつくったり全裸ポスターをつくったりしているので」

 

 

【27】

Q「今後、命を懸けて政治活動を行っていくのであれば、誰かと組んだり政党をつくったりしなければいけなくなるかもしれないんですけど、政党をつくられる気はあるのでしょうか? もう一つが、いまは政治に興味を持っているけど、政治に参加はできない小学生、中学生、高校生の子どもたちにもし何かいままで思ったことや伝えたいことがあったらお言葉をいただきたいんです」

後藤候補「政党をつくるんだとすれば、『後藤輝樹党』をつくりたいとは思っています。子どもたちに伝えたいことっていうのはやっぱ、昨日のニコニコでも言いましたけど、子どもたち、まあ18歳、18歳で誰でも選挙に立候補できる世界のほうがいいなとぼくは思っているので、18歳で供託金10万円で都知事に立候補できたり、区議会議員でも何でもいいですけど。立候補できて子どもたちが挑戦できる場、高校生でも政治に参加できる場をつくりたいなと思っているし、日本の政治も捨てたもんじゃないと思わせられたらいいなとは思ってますけど。でも上のやつら頭固そうだから分からないですけど。俺はだから、俺のやっていることでおもしろいなとか興味持っていただけたらなとは思います。子どもは純粋無垢なんで普通のひとより(頭が)柔らかいと思うんで共感していただけたらなと思います」

 

 

個人演説会では以上の質疑応答以外にも参加者とのやり取りはありましたが、重複した質問や、今回の都知事選に関する後藤輝樹候補の政策や思想、人柄を知る上で大きく外れた内容のものは私の判断で省略させていただきました。