8/19発売「裏ネタJACK10月号」にルポ「タダカロリースポット巡り」書いてます
8月19日発売の隔月誌「裏ネタJACK2015年10月号」(ダイアプレス)に、ルポ「所持金ゼロで満腹に!潜入タダカロリースポット」を書いています。
餅まき、選挙事務所、銀座のギャラリーのオープニングパーティに潜入し、本当にタダ飯が食えるのか検証してきました。
よろしければ。
裏ネタJACK2015年10月号
935円+税
オリジナル乃木坂46ドンジャラの記事一覧
「乃木坂ドンジャラ」イベントの詳細決定!
先々からお知らせしていたとおり、「オリジナル乃木坂46ドンジャラ」のイベントやります!
ドンジャラは麻雀のファミリー版ボードゲームです。プレイする上でいくつかルールはありますが、初心者の方にははじめに当方が指導させていただきますし、当日はルールブックも用意します。ひとりだと心配という方はご友人同士協力してプレイしていただいても結構です。
これは麻雀もそうですが、ドンジャラはゲームをしながらプレイヤー同士が世間話できるところが醍醐味のひとつです。
今年は乃木坂46ファンにとって話題にこと欠かない一年です。2月西武ドームで開催された3周年記念ライブ、7月に公開された映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』、連続ドラマ『初森ベアーズ』などなど。
また、現在全国各地で開催されている真夏の全国ツアーやイベントの前日に行われる個別握手会など、乃木坂ファンにとってはいくら語っても語り足りない、そんな状況かと思います。
店内に乃木坂ナンバーが流れる中、グループと推しメンへの愛を牌に込め、大いに語り合える場にしたいと思っております。
多くのご参加お待ちしております。
ボニー・アイドル
イベント名 「生田 DE ドン!?オリジナル乃木坂ドンジャラで遊ぼう!」
日時 9月23日(水・祝日)13:00〜15:00
会場 Cafe&Bar MUSTANG TOKYO(中央・総武線高円寺駅から徒歩3分)
参加費 1,000円+1ドリンク代(450円〜)
お店はこんな感じです。
カウンター。
○テーブル席。ドンジャラはココでやります。
生駒里奈の覚悟〜制服のマネキンは窓際3列目の席で夢を見る〜
背中に震えが走るほどカッコいい。
音楽や映画、本、演芸などのエンタメに触れていると、稀にそんな場面や一節、瞬間に出くわす。ぼくにとってはそれがザ・フーのキース・ムーンが替えのスティックを何本も使って「マイ・ジェネレーション」を叩きまくっているライブ映像や、映画『七人の侍』で戦災した赤子を抱きながら「こいつは俺だ! 俺もこの通りだったんだ...」と慟哭する三船敏郎、映画『狂い咲きサンダーロード』でラストシーンに仁さんが見せる笑顔、小説『魔界転生』で十兵衛が魔界衆との戦いを決断する一言なんかがそれにあたる。
そんなシビレをぼくは乃木坂46が音楽番組で演った「制服のマネキン」のパフォーマンスにも感じた。
正確に言うと、乃木坂46というよりはセンターに立っていた生駒里奈にヤラレてしまったのである。
それまでぼくにとって生駒ちゃんというのは、メジャーアイドルグループのセンターで頑張っている同郷(秋田)出身の女のコにしか過ぎなかったのだけど、その動画を見てからは、同郷が生んだ芸能界史上稀に見るアクターに認識を改めた。
つーか、もう同郷とか抜きにして、このコのことは今後もずっと見ていよう。そう決めた。
それがこの動画である。
忙しい人のためにいくつかスクショで撮った画像を貼っておく。
なんだ、この表情と表現力は? と岡本太郎ばりに自問せずにはいられないほど神がかった生駒ちゃんのパフォーマンス。
他メンやそのファンの方には申し訳ないけど、「制服のマネキン」に限っては生駒ちゃんの独壇場。生駒里奈 with 乃木坂46といった風情ですらある。
「制服のマネキン」のMVやライブでのパフォーマンスを乃木坂メンバーたちは無表情に近い演技で行っている。
もちろん、曲のコンセプトである「感情を隠したマネキン」を表現しているのだろうけど、メンバー全員が無表情を徹底しているわけではなく、ライブによっては一瞬アイドルスマイルを入れたり、または切なさや憤りのような表情を浮かべるメンバーも見られる。
そんな中、生駒ちゃんだけは徹底して終始無表情。
まるで、実際に制服を着たマネキンが生きている世界があって、そこから抜け出してきたかのような存在感。
そう、他メンのパフォーマンスは歌詞の世界観を表現しているに止まっているが、生駒ちゃんだけは演技にすら見えないのだ。
そして、彼女の表情から読み取れるのは、「僕にまかせろ」とすべてを受け入れる「覚悟」だけだ。
PV冒頭、メンバーたちが作った花道中央から生田絵梨花、星野みなみを露払いに大トリで登場する生駒ちゃん。
一見、侍女を従える「王女」のようだけど、ぼくの目にはマネキンたちの中から選ばれた大事な「生け贄」のように見える。映画『ブレードランナー』におけるレプリカント・ロイや漫画『火の鳥 復活編』で月面での自決を選んだロビタと同様、感情を持ってしまった悲しくも神聖で崇高な生け贄だ。
その犠牲になる覚悟を決めた目つきにぼくはゾクゾクするような色気を感じるのだろう。
冒頭紹介した音楽番組の最後に見せた、アイドル生駒里奈の最高の表情。
オリジナル「乃木坂ドンジャラ」のルールブック
①ドンジャラとは...
ゲーム開始時に配られた牌(パイ)を卓上に伏せられた牌と交換しながら、同じ絵柄の牌3コ×3セットを他のプレイヤーよりも早くつくって遊ぶゲームです。
「生田 DE ドン!」
1プレイごとに上がり方に応じたチップが配当され、ゲーム終了時に最も多くのチップを獲得したプレイヤーが勝ちとなります。
プレイヤーは4人で、全員が「親」を2回担当したらゲーム終了です。途中でも誰かの手持ちのチップがなくなった場合もそこでゲーム終了になります。親は他のプレイヤーに上がられない限り親を続けることができます。
②牌の種類...
ゲームで使う牌は81コ。メンバー牌が12種類×6コ。
これに「オールマイティ牌」というメンバー牌の代わりに使うことができる牌9コが加わります。
メンバー牌はゲームの便宜上、世代別に4種類の色(ピンク、水色、イエロー、グリーン)でグループ分けしております。1ゲームで使用するメンバー牌は12種類ですが、当方では乃木坂46の全37名分のメンバー牌をそろえているので、3ゲーム(12名)同時に行うことも可能です。
オールマイティ牌も4種類の色に別れており(ピンク・水色・イエロー×2、グリーン×1)、同じ色のメンバー牌の代わりとして1セットのうち1コ代わりに使うことができます。また、紫色のオールマイティ牌(×2)はグループに関係なく、どのメンバー牌にも使用することができます。
③ゲームの進め方
「山」をつくって...
山から2コずつ8コ(親は9コ)になるまで牌を取っていく。
ゲームスタート時の手持ち牌は「配牌」といいます。
見やすいよう牌立て位置に同じ絵柄ずつ整頓しましょう。
ななみん、まいまい待ちでリーチ!
あと一枚で3セットが完成する状態になったら、「リーチ!」と宣言し、要らない牌を横に倒して山に捨てます。他のプレイヤーからどこでリーチをかけたか分かりやすくする意味もあるのでリーチの宣言は必ずしてください。
上がる形は同じ絵柄の牌3コ×3セットが絶対条件になりますが、山から牌を取ったら要らない牌を1コ捨てなければならないので、上がるとき以外は手持ちの牌は8コとなります。
左隣のプレイヤーからななみんが捨てられた!
「ドンジャラ〜!」と大声で宣言して手持ちの牌を公開。
④上がり方...
(自分が山から取った牌で上がった場合)
「ドンジャラ!(またはドン!)」といって自分の手持ちの牌を公開します。このとき、山から取った牌(ツモ牌)と手持ちの牌を少し離して公開した方が他のプレイヤーに分かりやすいです。
上がった得点のチップを他のプレイヤーで均等に割って支払ってもらえます。
盤上にリーチの印の10点チップがあればもらえます。
(他のプレイヤーが捨てた牌で上がった場合)
「ドンジャラ!」と言って、手持ちの牌を公開します。先ほどのななみん、まいやん待ちで上がったときの形がそれです。
当たり牌を捨てたプレイヤーから得点分のチップをもらえます。2人以上のプレイヤーが同じ牌で上がった場合は、当たり牌を捨てたプレイヤーから時計回りで近い方が上がれます。
盤上にリーチの印の10点チップがあればもらえます。
④オールマイティ牌の使い方
この上がり方はすべてメンバー牌で構成されていますが、オールマイティ牌を使うことで上がれる可能性がぐんと高まります。
(オールマイティ牌を使った上がり方例①)
オールマイティ牌は1セットのうち1コしか使えませんが、別セットであれば何コでも使うことができます。
(オールマイティ牌を使った上がり方例②)
また、先ほどのななみん、まいまい待ちのリーチと同様、どのメンバーの代わりにもなる紫色のオールマイティ牌を効果的に使うことで、このようにいくちゃんでも桜井でも上がることができます。
ただし、オールマイティ牌を上がり牌にすることはできません。
⑤「役」とは...
上がり方によって「役」といって高得点が保証されている形があります。
乃木坂46の歴史やメンバーの関係性から役をつくりましたので、下記リンクをご参照ください。
⑥チョンボとは...
牌の種類を見誤って「ドンジャラ!」と宣言したり、一度自分が捨てた牌で上がったりしたときは「チョンボ」といって上がれないばかりか罰点を他のメンバーに払わなければなりません。
また、他のプレイヤーが捨てた牌で上がるときは、プレイヤーを選ぶことはできません。
たとえば「生駒ちゃん」待ちでリーチしたとします。自分の左隣のプレイヤーが自分の上がり牌である生駒ちゃんを捨てたが見逃してしまった。次のプレイヤーが同じく生駒ちゃんを捨てても上がることはできないというわけです。これで「ドンジャラ」を宣言してもチョンボになります。
シーンに新たな波、女子学童野球の応援歌公開!
6月28日、駒沢公園軟式野球場で行われた「東京都女子学童軟式野球大会」の試合を見にいった。
目的はもちろん、応援歌の採取である。
ぼくの小学生時代では考えられなかったけど、今は少年野球(厳密に言うと「少年野球」とは中学野球のことなのだが、ここではかつての男子学童野球という意味)のチームに女子選手が混じっている時代。なので女子だけで編成したチームがあり、大会が開かれていたなんて思いもしなかった。
女子野球には少年野球とはまた違った応援歌が存在するはず。
この読みはズバリ当たり、女子らしい萌え萌えの応援歌を採取することができた。
ちなみに、この大会は別名「エリエールトーナメント」と呼ばれており、スポンサーは無論、エリエールである。
現場に着くや、駒沢公園の軟式野球場は応援歌の採取に不利な設計になっていることに気づく。
いつもぼくは試合中にそれぞれのチームのベンチ裏を行ったり来たりしながら両チームの応援歌を採取しているのだけど、この球場はバックネット裏から一塁側ベンチ〜ライト側にかけて隣がドッグランコースになっており、ベンチ裏で観戦することができない造りになっているのだ。
つまり、採取できる応援歌は三塁側ベンチに陣取ったチームのみ。もう一方の応援歌を見逃すのは惜しいが、仕方ない。
三塁側ベンチ裏(通称デリケートゾーン)にへばりつき、ちょっとでも怪しい人物に思われないようにストライク一球、ヒット一本が出るたびに拍手を送って父兄を装いながら観戦することに。
3試合を見学したのだけれど、残念ながら最初の試合で応援歌を聞くことはなかった。どちらのチームも「ナイスバッティング!」や「ドンマイドンマイ」などの声援は出るが、歌はなし。
その声援の中でひとつ気になったのが、味方チームのピッチャーが審判にボールを宣告されたあとベンチから飛ばされる「入ってる、入ってる」というかけ声。
このかけ声はぼくの現役時代、審判団から「我々のジャッジが誤っていると言いたいのか」というクレームがついて禁止されたハズ。
審判団も女子には甘いのだろうか。
最初の試合で応援歌を聞けず、女子学童野球は歌わないのかと半ば諦めながら観戦した2試合目。
我が三塁側ベンチから応援歌が!しかも少年野球にはなかった歌だ。
「見たい」
♪○○のヒットが見たい!(見たい!) 見たい!(見たい!) 見たい!(見たい!)
○○のヒットが見たい!(見たい!) 見たい!(見たい!) 見たい!(見たい!)
かっとばせ○○! ゴーゴーレッツゴー○○!
か、かわいい。
歌声もさることながら、その歌詞がなんとも控えめで女のコらしい。
同じ内容でも、少年野球なら「お前のヒットを見せてくれ」と要求(a.k.a.脅迫)しそうなところを、女の子は「見たい」とパステルカラーの期待に止めているのだ。
周り(チームメイト)を窺い、おそるおそる声を出しているところがまた好感度大である。
「見たい」(別テイク)
※歌詞は同じ
音量を上げてもらえば聞き取れると思うが、冒頭声を合わせる「せーの」や途中照れて思わず笑ってしまうところなんてもう、萌えの到達点と言っていいだろう。
次の曲になると、恥ずかしがりすぎて後半歌詞が飛んじゃってるぐらいグダグダだけど、それがいいんじゃない!
「パラパラ」
♪パラッパ パッパパパパ パラパラ 行け行け○○ 行け行け○○
パラッパ パッパパパパ パラパラ 行け行け○○ 行け行け○○
かっ飛ばせ○○ ゴーゴーレッツゴー○○
「パラパラ」(別テイク)
※歌詞は同じ
3試合目に応援したチームからは3曲も応援歌を採取することができた。
「いけいけ押せ押せ」
♪いっけいけいけ いけいけ○○(いっけいけいけ いけいけ○○)
押っせ押せ押せ 押せ押せ○○(押っせ押せ押せ 押せ押せ○○)
いっけ!(オイ!) 押せ!(オイ!) かっ飛ばせ!(燃えろ!)
燃えろ燃えろ 燃えろ○○(燃えろ燃えろ 燃えろ○○)
燃えろ燃えろ 燃えろ○○(燃えろ燃えろ 燃えろ○○)
「宇宙の果て」
♪山超えて(オイ!) 谷超えて(オイ!) 宇宙の果てまで飛んで行け!(オイ!)
打てよ打てよ 打て打てよ 打てよ打てよ 打て打てよ
お前が打たなきゃ誰が打つ
かっ飛ばせ○○ ゴーゴーレッツゴー○○
このチームは良いリードボーカルがいるようで、先ほどのチームに比べて照れがなく、男子とも遜色のない声量、合いの手(oi)を聞かせてくれた。
特に感銘を受けたのがこの曲。
「バーバラ」
♪バーバーバー バッバラ バーバーバー バッバラ
バーバーバー バーバーバー バッバラバッバラバッバラ
(せーの)ナイバッティンー
もちろん味方チームのバッターがヒットを打ったあとに歌われたものだが、レパートリーに少年野球でもなかなか聞けない成果を称える内容のナンバーまであるとは思わなかった。
さらに、音質は劣るものの、反対側の一塁側ベンチから流れてきた応援歌を採取することにも成功!
「バッチ打てるよ」
♪バッチ打てるよ(手拍子) バッチ打てるよ(手拍子)
学童野球に限って言えば、ぼくにとってのいいチーム=応援歌をいっぱい歌うチームのことである。そして、今回女子学童野球の応援歌を採取してみて改めて、その歌の評価は上手い下手だけでは図れないということに気づかされた。
梅雨の時期に開催されたこともあり、大会は雨天延期が続いたために大幅に日程が延び、決勝は7月19日(日)10:45〜舎人公園球場で開催される。
先日、府中市民球場野球で開催された「東京都学童軟式野球大会」の決勝で採取した応援歌と比較する上でも(こっちの記事も早く書かないと)、なんとか都合をつけて観戦に行きたいと思っている。
スポンサーのエリエールから野球少女たちにどんな副賞が出るのかも見逃せないところである。